主に外部情勢の側面が強いことは百をも承知ですが、7月に入ってから
妙に空気が変わっているのが気掛かりです。月初だけはボーナス効果も
あって堅調だったのですが、ギリシャや上海の件で調整を余儀なくされ
てからの戻りの弱さが気掛かりです。個人は痛んでるかもしれません。
日経平均も明確に2万円を割り込んでいるため、今後は上値抵抗として
意識される可能性が高く、こんなに外部情勢が不透明な折にわざわざ
中途半端に高い水準で買い進む主体がそんなに居るとも思えないという
のが主な様子見の理由となります。
そしてなぜこんなことを書く気になったかと言いますと、一昨日に2Q
決算を発表したファーストブラザーズが暴落しているので拾ったところ、
底が抜けてさっそく含み損を抱えることになったことがその理由です。
正直、好決算はある程度織り込んでいると思ったので、通期の上方修正
が出なかったことを嫌気した売りが一巡したこのタイミングが買い場の
にようにも見えたのですが、読みが甘かったです。
それ以上にショックだったのは単に通期の修正がなかっただけなのに、
前日比で15%以上売られて、見直し買いがろくに入らなかったことです。
売られたわりには売買代金もたいしたことないですし、ひところFPG
界隈で見られたブン投げ祭りよりもエネルギーを感じませんでした。
ということで、今後はリスクの高い安易なリバウンドを取りに行っても
この手の株を好き好んで買い進む主体があまりいないので、避けた方
がベターということになります。決算ギャンブルももってのほかです。
しばらくは封筒の開封で楽しむただの優待族に戻りたいと思います。
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