適時開示メモ自分用③/投資戦略アウトルック (2015.05.03) | なちゅの市川綜合研究所

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■適時開示メモ
決算開示シーズンですので、いつもの様にマルバツ三角で評価します。
タイトルの日付は5月2日になっておりますが、実際は5月1日分です。
また時間があれば続きも書きたいと思います。

①マークラインズ(3901) 1Q △
1Qの売上高は2.9億円、経常利益は0.9億円で落着、中間/通期進捗順調。
全世界の自動車販売台数が年率換算で9000万台弱となったため、それに
比例して当社業績も堅調に推移。契約会社数じゃ68社増の1,780社へ。

②スターフライヤー(9206) 本決算 中計 ○
売上高は前期比5%増の347億円、営業利益は黒転の2.4億円と力強い落着。
共同運航するANAへの座席販売などで収益が改善しました。今期は売上
高こそ横ばいとなるものの、引き続き原油安の恩恵を享受し、営業利益で
3.8億円を予想しております。なお中計によると来期営業利益は6.8億円を
予想しておりますが、当社中計はブレが激しいので過信は禁物。

③プロネクサス(7893) 本決算 自社株消却 △
売上高は6.2%増の売上高211億円、営業利益は19.9億円と期初予想上回る。
IPO会社数の増加や新型EDINET導入による決算関連サービスが堅調推移。
今期は連結子会社であるa2mediaを持分法適用に変更する関係で微減を
予想、IPO会社数の反動減も影響する見込み。少しずつ買い集めた自社株
283万株(7.9%)を5月15日に一括消却。

④ヤフー(4689) 本決算 △
売上高は前期比4.9%増の4284億円、営業利益は横ばいの1972億円で落着。
今期はCAから買ったFX事業を除いて、前期を上回る見込となっています。
配当予想は前期に倍増した8.86円の水準(配当性向37.9%、総額500億円)
を維持する計画となっており、本格的な株主還元フェーズ到来か。

⑤スパークス・グループ(8739) 本決算 △
売上高は前期比14%減の66.5億円、経常利益も16%減の17.3億円で落着。
投資事業メインのため今期の業績予想開示なし。日経平均や各国株式
市場が堅調に推移したものの、前々期に成功報酬の支払があった関係
で減益となってしまいました。今期は上場インフラファンドへ参入予定。
配当金は配当性向34%基準で2.5円配と前々期の水準を維持。

⑥こころネット(6060) 上方修正 △
前期の落着売上高は115億円と前期割れしたものの、経常利益は広告
宣伝費用の抑制などで計画を35%上回る6.9億円となりました。EPSは
85円→137円へ急改善。増配や導入を示唆している優待の開示はなし。

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