は個別で取り上げていきます。まずはトリドールがパイロット的に運営する
神戸三宮センタープラザ内の「天ぷらまきのです」。センタープラザ内では
著名カツ丼店と人気を争う店とのことで、お昼時ともなればこの行列です。

写真ではわかりづらいのですが、上の行列は折り返しており30人弱くらい
ウェイティングがおりました。訪問時間は12時30分過ぎ、実際待ったのは
30分程であったように記憶しています。天ぷら屋のわりには回転速いです。
わざわざ東京(正しくは千葉)から来て、行列に並んでまでして待ったので
贅沢して最高級の「ご馳走定食/1,030円」を発注しました。
まずはやさいかき揚げと半熟卵天です。店員さんが常時揚げているため
揚げ置きということがなく、常に揚げ立てがサーブされます。特にこの半熟
卵天は名物メニューだけあり、ご飯に載せて醤油をかけると美味です。

次は海老天となす天です。海老はそこそこの大きさです。
個体差ありますが「てんや」の海老より少し大きいか同じくらいでしょうか。

そしてとり天とかぶ天です。丸亀製麺のとり天は有名ですが、まきのは
揚げたてですので当然こちらのとり天の方がおいしいです。

最後はカレイ天といか天です。イカは大振りのサイズです。

総評ですが、行列のウェイティングを割引いてもこの値段で揚げたての
天ぷらが一品サーブで食べられるというのは非常にコストパフォーマンス
に優れていると評価せざるを得ません。今回は1,030円の上級メニューを
発注しましたが、品数が6品に減ってしまうものの830円の「まきの定食」と
いう通常メニューでも十分に満足出来るかと思います。特にごはん・味噌汁
に限らず塩辛・ゆず大根も食べ放題ですので、それでご飯一杯いけます。
こうなってくると神戸界隈だけでなく全国展開に期待したいところですが
調理場を見ているとやはりオペレーションが難しい様で、フライヤー担当
は店長が一人で取り仕切っており、全部で26席ある客席毎の食べ具合を
把握しながらサーブしていくのは相応の熟練度が必要と思われます。
ただでさえトリドールは人材採用難の状況にあり、天ぷら屋は外食の中でも
ハード業態ですので、出店店舗不動産よりも当業態に合わせた人材の確保
と教育が課題になってくると思われます。そのため関東進出は残念ながら
時間がかかるかもしれません。気長に待ちたいと思います。
*参考リンク 2014/8/30 日本経済新聞 おでかけナビ
丸亀製麺の天ぷら定食専門店、高級感で関西で大人気
*参考書籍 全国飲食チェーン本店巡礼、丸亀製麺も掲載されています。
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*本記事の内容記述は、一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
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