つらつらと決算の感想を書き殴ってはや4日目となりました。
こうして見ると11月本決算の会社って結構多いもんですね。
①トーセイ(8923) 本決算 増配 ○
2期連続で売上高・営業利益ともに4割増の爆裂決算となりました。
今期はさすがに一服してギリギリ2桁増程度の伸びとなりますが、
この間リートを上場させて出口を確保したのでこの数字は堅いかと。
配当性向20%基準で前期12円配(期末で2円増額)が今期14円配へ。
②ダイヤモンドダイニング(2294) 月次 分割 優待拡充 ○
2月末株主に1対3の株式分割を発表し、分割後の100株主にも4,000円
の食事券を進呈する株主優待の拡充も実施しました。12月の既存店
月次も引き続き100%を越えているため、ひとまず今期は死角なし。
決算資料に明記された優待拡充の有言実行は素直に評価出来ます。
③アクトコール(6064) 本決算 増配(初配) ○
終わった前期は利益が横ばいだったものの、売上高は43%増の28億円
と大幅増。注目の今期予想は売上高が25%増の35億円、経常利益が3倍
の2.2億円と大増勢の計画となっております。前期から始まった空家
対策事業や今週発表された三井不販との提携などネタも揃っており、
青写真通りなら今期は躍進も。初配は会社側の自信の表れか。
④サムティ(3244) 本決算 増配 ○
前期は売上高こそ減少したものの、営業利益は40億円を回復しました。
そして話題のピエリ守山の通期寄与が期待される今期の売上高は4割
増の340億円、営業利益も4割弱の増加となる56億円を計画しています。
水面下ではリート上場の観測があることに加え、終わった前期の配当
も18円予想から22円に増額され、今期も26円を予想していることから
会社側は強気継続と思われます。これまでの傾向からすると30円配も。
⑤ハブ(3030) 3Q 分割 ○
今期は当初より内装改修や人材への投資を優先する一年という位置
付けでしたので、ほぼ計画通りの減益での進捗となっておりますが、
注目なのはこれまで全く行ってこなかった必要投資額を減少させる
分割(1対3)を2月末に実施するため、流動性の向上が期待されます。
ただ、相変わらず優待が導入されないことだけが残念です。
優待の力に頼らずに事を成すつもりなのかも・・・しれません。
⑥タマホーム(1419) 2Q 減配 修正 中計 優待導入 △
2Q決算は前年同期比で減収減益(利益は赤転)となり、早くも通期計画
を下方修正することとなりました。消費税10%再増税の駆け込み需要が
無くなったことを未達原因としていますが、まずその姿勢が微妙です。
ただ会社側もやばいことが分かっている様で、株価対策に効果が高い
とされるクオカード優待を導入したことだけは評価出来ます。年2回。
⑦アメイズ(6076) 本決算 △
前期は前々期のやりすぎの反動と大量出店による投資先行により、
当初から減益予想でしたが、概ねその通りの決算となりました。
ただ穴見社長の言うとおり、売上高は年率15%の幅で伸びており、
マイステイズを運営するフォートレスに別府・亀の井ホテルを
40億という高値で売り飛ばしたことで、純利益は大膨張しました。
ただ今期の売上がまさかの横横計画で、増配無しは減点要素です。
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*本記事の内容記述は、一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的とはしておりません。




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