適時開示メモ自分用②/投資戦略アウトルック (2015.01.13) | なちゅの市川綜合研究所

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■適時開示メモ
決算開示シーズンですので、いつもの様にマルバツ三角で評価します。
一度もポジったこと無い会社も多い勝手レビューですので、あまり深く
は突っ込めていませんが、その辺はご容赦ください。

①イオンファンタジー(4343) 3Q △
出店順調で国内外で500店舗達成するも、売上高は微減となりました。
一応すべての進出国で損益が改善しているので、良くなってきていると
思われるものの要監視。円安メリットと言うには海外店舗少ないか。

②エスクローエージェントジャパン(6093) 3Q △
売上高はまずまずの進捗ながら、通期経常利益計画3.1億円のところ
1.3億円しか進捗していないのが引っかかります。自己勘定の不動産
会社ではないので、益出しの時期を自社でコントロール出来る訳でも
ないことを考慮すると、通期計画はやや苦しいでしょうか。

③コジマ(7513) 1Q ○
消費増税が尾を引いた影響と閉店店舗の増加により売上高は500億円
程度にとどまりましたが、利益面(損失)はかなり改善した模様です。
今1Qに資本剰余金から利益剰余金に75億円振替えたため、利益剰余金
の欠損は▲8億円まで劇的に減少しております。

④オンワードホールディングス(8016) 3Q 修正 ×
2015年2月期通期の経常利益を123億円→83億円に減額修正しました。
消費増税の影響と円安にともなう物価上昇による可処分所得減少が
モロに直撃。円安による原価上昇よりも需要減退の方が深刻な模様。
オンワードがこれではユナイテッドアローズも推して計るべし。

⑤イオンモール(8905) 3Q △
中国事業の進展などにより、この規模にして売上高は2桁成長を継続
しているものの、利益面は前年同期比でマイナスに転換しており、
ビジネスモデルが正念場を迎えています。首都圏郊外の築浅モール
でも客が飛んでいたり、空きテナントが結構目立つ状況ですので、
今後はテナントが賃料交渉してくるリスクも日々高まっています。

⑥コックス(9876) 3Q ○
店舗のS&Bを進めている関係などもあり、売上高こそ前期並みと
なったものの、利益面は前期の大赤字から浮上寸前の小幅赤字まで
劇的に改善しています。この辺はアダストリアなんかと同じ感じで
既存店の月次などを確認しても復調鮮明。イオン系ではマシ決算。

⑦ミニストップ(9946) 3Q ×
コンビニ業界の草刈場組にもかかわらず、売上高は前期比2桁の増。
内容は海外事業の円安(ウォン高)効果などによるものなどが大きく
国内店の既存店日販は96%台と相変わらず低調に推移しています。
期初から据え置いている通期計画は「現時点では」修正なしと。

⑧ネクステージ(3186) 本決算 △
締まった11月本決算は当初計画数値を大幅に下回って着地するも、
売上高はなんとか500億円の大台に乗せました。ただ問題は今期
予想で、売上は3割増の670億円・経常利益に至っては3倍の18億円
という大風呂敷を広げてきました。まぁとにかく数字を守らないので
新興市場のJDIと言った感じです(※注・既に東証一部昇格済です)

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