方向性は上も、新興の調整きつい/投資戦略アウトルック(2014.10.03) | なちゅの市川綜合研究所

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■方向性は上も、新興の調整きつい
今週は香港デモやらエボラやらNY市場の必然的な調整局面などなど
実に様々な理由を付けられて東京市場も売り込まれていますが、
ここまで底堅かったことや権利落ちも大したことなかったことなど
を踏まえますと、この程度の調整はあっても仕方ないと思います。

日本固有の要因として、住商ショック(からの丸紅プチショック)も
ありましたが、こういうので主力株が下がるのであれば、おまるの
政策遂行上の観点から今後も何となく上に行くと思われている以上
タマゴボーロ投資法的に商社株を拾っていくのはありかなと。

10月に入ってからBOJのアンケートや7&ⅰの社長談話などで
「景気に赤信号→消費税増税待った」感の醸成がみられますが、
青の2度目の賃上げの話とかの方が本質じゃないかと思います。

そんな訳で日経が400円下がっても別に悲観はしていないのですが、
問題なのは新興市場です。直近IPOは後からも大物・小物含めて
大量に出ることは分かっていたので物色の賞味期限が短いことは
仕方ないにせよ、主力のネット・ゲーム株なども総じて値を崩して
いることは気掛かりです。

ミクシィやサイバーダインなどはピークを過ぎていますし、エナリス
やその取り巻きの太陽光を中心とした再生可能エネルギー関連絡みが
壊滅的な状況なので、けん引役が見つからず物色意欲が限定的です。
それでいて担保となる主力市場株が売り込まれてしまっているので、
昨日あたりは換金売りで投げさせられてる印象を受けました。

もう金曜ですので、新興は下髭引いてくれればそれでよしでしょう。

ちなみに今確実に買えるのは12月権利の配当株優待株だけなのですが、
もう一段下げるようならそれらを一旦売って、高配当の総合商社株に
流すのとかもありかと思います。できれば減損発表済みのところとか、
非資源比率の高いところとか・・・そういう感じの対処で。

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