
【3284】フージャースホールディングス(東証1部)投資判断Outperform継続
現在値 504円/100株 PER5.6 PBR0.81 3月配当9月配当 株主優待なし
埼玉・千葉等首都圏地盤にマンション分譲。デュオ等シリーズ展開。
配当は3月9月の合計14円で、配当利回は2.77%となります。
フージャースホールディングスは株主優待制度を実施しておりません。
業績を確認をしていきます。(*フージャース/8907参考値)
■2011年3月期 売上高 86.5億円 経常利益 19.4億円 EPS 83.3円*
■2012年3月期 売上高 210.4億円 経常利益 47.0億円 EPS 169.9円*
■2013年3月期 売上高 329.5億円 経常利益 60.1億円 EPS 176.6円*
■2014年3月期 売上高 369.0億円 経常利益 64.2億円 EPS 122.2円
■2015年3月期 売上高 390.0億円 経常利益 47.0億円 EPS 88.7円
□2014年6月1Q 売上高 67.0億円 経常利益 6.6億円 EPS 17.7円
前2014年3月期は増税前の駆け込みも効いて大幅な増益を確保したものの
今期は早くも一服の展開です。と言いますのも、首都圏(?)マンション
一本槍の事業ドメインからの脱却を図っている最中で、2017年3月期には
首都圏M・地方再開発M・シニアM・戸建・中古M/リノベ/その他事業
の5つのドメインで均等に事業展開するべく、再構築を進めています。
そのため今期は自社分譲が1200戸と前期から46戸増えて増収は確保する
ものの、利益は2割以上の減益となる見込みです。引渡しも期末偏重の
ため、通過している1Q決算も売上67億円(▲25%)・経常6.6億円(▲72%)
と見栄えの悪い決算になってしまいました。契約進捗は56%です。
なお契約進捗については当社限りの話として片付ける訳にはいかず、
8月の首都圏契約率が5年11ヶ月振りの49.1%を叩いてしまったのには
注意が必要です。特に当社が得意とする様な千葉・神奈川の落ち込み
が酷かったので、期中の比較的早い段階から高進捗を示す傾向にある
当社といえど予断を許さない状況です。
そんな状況ですが、投資判断はOutperformを継続します。
業績的には微妙ですが、8月に総額10億円にも及ぶ自社株買いを発表し
実際に1ヶ月弱で2億円本気買いしているので下値が限られております。
さて本題。標題の通り”お客様感謝祭”のお知らせが届きました。
11月末に東京駅界隈で行われる入居者と株主向けのイベントの様です。
インテリアセミナーや商品デザイン展示会など商売っ気のある企画
もあるにはあるようですが・・・フージャースの入居者の方はこういう
イベントを通して二軒目を買う気になってくれるのかは激しく謎です。
投資用ならともかく。
*参考記事 2014-02-16 586円 投資判断Outperformでカバー開始
クオカード優待だけが足りない割安株、フージャース(3284)の研究。
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