
【4275】カーリットホールディングス(東証1部)投資判断 新規Inline
現在値 547円/100株 PER12.5 PBR0.59 3月配当優待
化薬・化学品生産。塩素酸ソーダ高シェア。伊藤園向けボトリングも。
配当は3末の一括10円配のため、配当利回りは1.82%となります。
カーリットホールディングスは株主優待制度を導入しておりまして、
3月末の100株以上の株主に対して、1,500円分のUCギフトカードを
進呈しておりますので、配当優待利回りは約4.57%となります。
業績を確認していきます。
■2014年3月期 売上高 398億円、経常利益 16.7億円 EPS 60.8円
■2015年3月期 売上高 470億円、経常利益 17.0億円 EPS 43.7円 ce
□2014年6月1Q 売上高 106億円、経常利益▲1.0億円 EPS▲3.0円
□2014年9月中 売上高 221億円、経常利益 3.0億円 EPS 4.8円 ce
昨年の10月から当社が日本カーリットの持ち株会社となりましたので、
業績については前期分のみ掲載しております。一応、主力セグメントで
ある化学品事業セグメントでは公共事業の増による産業用火薬の増販や
車載の保安炎筒の新製品「ハイフレヤープラスピック(ハンマー付き)」
の出荷が増えたために、計画は下回ったものの増収増益を確保しました。
今期は化学品事業や伊藤園向けのボトリング事業などの既存主力事業
も続伸が見込まれるものの、サブセグメントである産業用部材事業で
前期に買収したばね屋の東洋発條工業の業績が通期寄与する様になる
ため、連続で増収増益を見込んでおります。1Q時点の進捗はそんなに
よくありませんが、下期偏重型決算なので見守ることとします。
なお、当社が前期を最終年度として掲げていた中計の「飛躍500」は
その名の通り売上高500億円を目指す計画でしたが、売上高段階から
大幅な未達となっていますので、当社中計への過信は禁物です。
以上、投資判断をInlineとしカバー開始します。
当社は6月13日付けの専門誌一面で、20億円を突っ込んだ群馬県の二次
電池の試験場が本格稼動し、リチウムイオン電池の量産前試験の受注
が出来るようになったとの報道がなされたため、株価が動意付きました。
つまり当社の様に時価総額が低く、財務も悪くない割安な銘柄であれば
カタリスト一発でそれなりに見直し買いが入って株価が飛ぶので、少し
持っている分には全然悪くないと考えております。
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