椿屋珈琲の東和フードサービス(3329)から株主優待がきました! | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【3329】東和フードサービス(東証JQスタンダード)投資判断 新規Inline

現在値 2,558円/100株 PER15.1 PBR1.23 4月優待配当10月配当優待

椿屋をはじめとした高級喫茶、ダッキーダックが主力の外食チェーン。
配当は4月10月の合計25円で、配当利回は0.97%とかなり少な目です。

東和フードサービスは株主優待制度を導入しており、4月末10月末の
単元以上株主に対して合計3500円分のお食事券を進呈しているため、
配当優待利回は約2.34%です。なお、4月と10月で進呈金額が異なり、
保有株式数が増えるとお食事券の金額が増えます。

業績を確認していきます。
■2011年4月期 売上高 95.4億円、経常利益 2.9億円 EPS 16.1円
■2012年4月期 売上高 100億円、経常利益 5.4億円 EPS 103.2円 
■2013年4月期 売上高 99.6億円、経常利益 6.0億円 EPS 158.9円  
■2014年4月期 売上高 100億円、経常利益 5.3億円 EPS 128.8円
■2015年4月期 売上高 104億円、経常利益 6.2億円 EPS 168.3円 ce
□2015年10月中 売上高 50.4億円、経常利益 2.6億円 EPS 70.6円 ce

当社のここ数年の業績は横々で推移しておりまして、売上高で100億円、
経常利益で5-6億円と安定的な数字になっております。前2014年4月期も
大雪や台風がなければ経常6億円程度までは伸びたと思われますが、
最後にやや失速してしまいました。今期は期末店舗数120店に対して、
純増7店を見込んでいるため、売上高が大きく伸びる見込みです。

前期で特徴的だったのは、これまでの主力業態であったダッキーダック
の売上高を椿屋珈琲がついに追い抜きました。会社側が掲げている
「手の届く贅沢」というコンセプトにも現れているとおり、今後は
椿屋珈琲の出店を加速していくものと思われます。

ご存知の通り、フルサービスの喫茶店はコメダ珈琲の本格出店に加え
ドトールの星乃珈琲店も出店しまくりですし、老舗の銀座ルノアールや
果ては新興系のクリエイトレストランツまでコメダ珈琲の類似業態を
投入してきておりますので、さながら戦国時代と化しております。

ただ当社の椿屋珈琲はこれらの競合から客単価で頭一つ抜けており、
出店場所も都心一等地中心であるなどの違いがあります。前期は柏
の髙島屋ステモなどにも出店しており、百貨店にマッチングしやすい
業態である点は今後の出店において優位であると考えております。

以上、投資判断についてはInlineでカバー開始します。

当社の源流会社である東和産業は年初に有楽町のパチンコ店で大火災
を引き起こしたのですが、株主構成を確認する限り資本関係なさそう
ですので、特に損害賠償などの影響はないものと思われます。

そのわりに東和産業のホームページでは当社をグループ会社として記載
していたり、新橋や市川(というか本八幡)界隈では東和のパチンコ屋
と当社の外食業態などをドミナント出店していたりするので、バイトの
や社員の人繰りなどを一緒にやっているのかもしれません。

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