宝印刷(7921)から株主優待のカタログギフトがきました! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【7921】宝印刷(東証1部)投資判断 新規Inline

現在値 794円/100株 PER15.3 PBR0.77 5月配当優待 11月配当

上場企業のディスクロージャー事業大手。IR支援も拡大。
配当金は5月11月の年2回合計20円のため、配当利回りは2.51%となります。

宝印刷は株主優待制度を導入しており、5月末の100株以上の株主に対し
1,500円分のカタログギフトを進呈しておりますので、配当優待利回り
は約4.4%となります。3年以上保有の場合は長期特典で2,000円相当の
ギフトにグレードアップしますので、この場合は約5.03%となります。

業績を確認していきます。
■2011年5月期 売上高 113億円、経常利益 7.7億円 EPS 27.2円
■2012年5月期 売上高 111億円、経常利益 6.4億円 EPS 21.4円 
■2013年5月期 売上高 114億円、経常利益 8.2億円 EPS 39.5円  
■2014年5月期 売上高 126億円、経常利益 14.6億円 EPS 74.5円
■2015年5月期 売上高 128億円、経常利益 11.6億円 EPS 57.4円 ce
□2014年11月中売上高 76億円、経常利益 10.0億円 EPS 49.7円 ce

当社の巡航ベースの売上高は110億円、経常利益は8億円程度なのですが
前期は同業のプロネクサス同様にアベノミクス効果が炸裂したため、
売上高段階から2桁の伸びとなり、経常利益は前期比76.7%増の14.6億円
と大幅な増収増益を達成しました。期末で特別配当も4円出しています。

2015年5月期は好調だった前期の反動と、全面XBRL化によるシステム
投資の増などで、増収減益を見込んでおります。また、前期は有価証券
報告書・召集通知書・事業報告書の主力3商品でいずれもシェアを拡大
しましたので、今期もシェアが伸びる様であればじわじわ利益に効いて
くるものと考えております。当社が確かなシェアを有するIPO企業へも
引き続き積極的なアプローチを図っていく方針の様です。

以上、投資判断についてはInlineでカバーを開始します。

当社は歴史ある会社ですので、財務的には非常に良好な状態をキープして
おります。借金は事実上ゼロに近く、現金は50億円も積みあがっています。
本当はこの財務を原資に積極的な株主還元を期待したいところですが、
足元の配当性向は30-40%と普通の会社並みなのがいまひとつです。

当社のドメインは成長分野ではないため、プロネクサスの様に総還元性向
100%の年があっても良いと思うのですが・・・あまり自社株買い等をして
くれないところも物足りないところです。

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