やっとこさ底入れ機運/投資戦略アウトルック (2014.08.08) | なちゅの市川綜合研究所

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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■やっとこさ底入れ機運
昨日は朝方も続落基調で始まったのですが、午後のGPIF株式組入20%超
報道を受けて急反発し、日経平均は6日振りの反発となりました。

8月に入ってからは夏枯れ相場の言葉通りの展開となっており、7月までの
新興市場を中心としたイケイケ相場が一服し、ズルズルと利益確定売りに
押される展開が続いていたので、やっと一息といったところでしょうか。

もちろんミクシィやサイバーダイン等の牽引株は当然の調整ですので、
この辺が崩れるべくして崩れると、新興市場まるごと調整ターンに入って
しまうのはいつもと同じ話ですね。こうなると何を買っても一緒です。

以下、気になったことを3点ほど。

①決算銘柄への反応はわりと素直
1Q時点で好進捗のものはわりと素直に買われますし、進捗悪かったり赤字
だったりするものに関しては容赦なく見送られたりしています。
1Q決算ってこんなに反応するもんでしたかね?意外に良いという意見も
ありますが、私の個人的な感覚では結構微妙なものも多い気がします。

②利回り銘柄・優待銘柄も弱含み
身動きの取れない相場ではこの手の銘柄が選好されるのですが、個人投資家
のセンチメントは思ったよりも冷え込んでいる印象です。みずほやANAや
専売公社あたりが足元で急降下しているのが気になります。

8月優待株は大した見せ場もないまま権利確定→ドカンと権利落ちみたいな
トホホパターンになりそうな感じもします。但しクリレスを除く。

③しばらくはマニア向け相場が継続か
最近は値上がり上位に聞いたこともない銘柄が乱舞しております。
あとはテーマが妖怪ウオッチとかエボラとかなので、いかに今の相場が
手掛けずらいのかを端的に表しているような印象を受けます。


でも、色々あっても下値は鉄板なんですよねー。
下がってくるとすかさずPKOないしはそのネタが投入されますので、
ショートしてはいけないことは良く分かります。

7月5週の外国人も三週連続の買い継続で1342億円でした。
今週もお疲れ様でした、みなさまよいお盆休みをお過ごしください。

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