今期はついに復配?ヴィア・ホールディングス(7918)のレビュー。 | なちゅの市川綜合研究所

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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【7918】ヴィア・ホールディングス(東証JQS) 投資判断Inline据置

現在値 840円/100株 PER46.9 PBR10.99 3月優待配当 9月優待

印刷から撤退、外食に集中。焼き鳥居酒屋、お好み焼き屋など傘下。
今期は復配見込となっており、3月末に2.5円を予定しておりますので
配当利回りは約0.29%となっております。

ヴィア・ホールディングスは株主優待制度を導入しており、年2回
3月と9月の株主に対して、100株毎に2,500円の当社グループ食事券を
進呈していますので、配当優待利回りは約6.25%となります。

業績から確認していきます。
■2011年3月期 売上高 368億円、経常利益 3.8億円 EPS▲92円
■2012年3月期 売上高 297億円、経常利益 11.0億円 EPS▲58円  
■2013年3月期 売上高 283億円、経常利益 10.0億円 EPS 39円   
■2014年3月期 売上高 249億円、経常利益 5.0億円 EPS 7.6円
■2015年3月期 売上高 262億円、経常利益 15.5億円 EPS 24円 ce
□2014年9月中間売上高 129億円、経常利益 4.8億円 EPS 8.2円 ce

前2014年3月期は中間時点で計画をショートしていたため、売上・利益
ともに大幅ショートして減収減益での着地となりました。円安による
コスト増、人件費の増、エネルギーコストの増、そして大雪被害という
外食各社を襲った各種原価アップを正面から食らったことによります。
当社は特徴に欠ける外食企業でもあり、仕方のないところです。

ただ今期については前期からの反転増に加えて、店舗純増15店・改装30店
による大幅な増収増益を計画しております。昨年策定した中期経営計画の
2年目にも当たる重要な一年でもありますので、最終的には直営店をFCに
売却してでも数字を作りにいって欲しいとことろです(直営434店/FC84店)

また、本年3月にはDBJを相手先とする10億円の優先株を発行しており
調達した資金は財務基盤の強化と出店・リニューアル費用に充当される見込
ですが、いかんせん優先株の配当率は8.5%もありますので、これだけ高コスト
でお金を集めるのなら、中途半端な普通株配当はしなくていいと思います。

以上、投資判断についてはInlineを継続します。

当社のレビューはいつも厳しめになってしまうのですが、それでも私個人の
店舗利用率は高めであり、費用対効果の観点から一定の評価をしています。

特に足元でディーンアンドデルーカの株式を5%近く取得したのは大変評価
しており、株主優待拡充目的以外で当社で展開するような扇屋とか魚や一丁
みたいな業態とシナジーを生むのは極めて難しそうではありますが、
旧レインズでいうところの成城石井みたいな感覚で株を持たせてもらえた
のは当社に一定のプレゼンスかコネクションがある証左だと思います。

*参考記事 2013-11-30 847円 投資判断Inlineでカバー継続
ヴィア・ホールディングスから株主優待とカレンダーが来ました。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11712685668.html

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