拡充のラーメン・チャーハン優待銘柄、JBイレブン(3066)から株主優待が届きました! | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

__.JPG
【3066】JBイレブン(名証2部)投資判断 新規Inline

現在値 800円/100株 PER65.4 PBR2.59 3月配当優待 9月優待

ラーメン『一刻魁堂』、中華『ロンフーダイニング』を展開。東海地盤。
配当金は3月に一括の5円配当で、配当利回りは0.62%となります。

JBイレブンは株主優待を実施しており、100株以上の3月末9月末株主に対して
当社利用券1,000円分を進呈しており、配当優待利回りを算出した場合は約3.12%
となります。2014年3月末に株式分割を実施した際に、優待基準の見直しを行って
いるため、500株以上保有の場合に関しては拡充(5,000円分)となっています。

業績を確認していきます。
■2011年6月期 売上高 52.2億円、経常利益 0.5億円 EPS▲70.3円
■2012年3月期 売上高 38.3億円、経常利益 1.0億円 EPS  5.6円 変則 
■2013年3月期 売上高 53.5億円、経常利益 1.2億円 EPS 6.2円  
■2014年3月期 売上高 57.8億円、経常利益 1.0億円 EPS 6.6円
■2015年3月期 売上高 60.2億円、経常利益 1.3億円 EPS 12.2円 ce
□2014年9月中間売上高 29.6億円、経常利益 0.4億円 EPS▲ 3.1円 ce

ここ数年は売上高で50億円台前半、色々差し引いた経常利益で1億円残る程度が
当社の巡航ペースとなっております。前2014年3月期はほぼその水準での落着
であったのですが、各店舗の水光熱費の上昇や人件費、食材費の高騰などで
計画値からは下回る結果となりました。

当社の場合は運営店舗数も75店舗程度でヨコヨコで推移しており、他の外食
チェーンなどと違って積極的な出店戦略を採っている訳ではありませんので、
売上高がほとんど伸びていないのが特徴と言えば特徴となります。
なお今期は6店舗の新規出店を予定、退店予定店舗数は不明となっております。

また、昨年12月に当社経営陣や大株主のグルメ杵屋、サッポロビールを割当先
とする第三者割当増資を@420円で行って8千万円弱を調達しておりますが、
希薄化も5%程度ですので影響は限定的です。大手に資本を入れてもらうために
経営陣もちゃんと手金を突っ込んでるところは好印象だと考えております。

以上、投資判断はInlineにて新規カバーします。

上述の株主優待基準が拡充されて以降、株価水準が切り上がっています。
当社の優待券は提携先のグルメ杵屋や元気寿司でも相互利用可能であるため、
名証2部単独上場でありながら、優待族に物色されている印象を受けます。

名証銘柄は証券会社の取り扱いの都合などで買えない投資家の方も大勢います
ので、今後鞍替えなどがあった場合にはニューマネーの流入が期待できます。
名証から東証一部まで出世した昔の一六堂みたいなイメージでしょうか。

それにしても当社は本社が桶狭間にあるので、古墳ギャルのコフィーに出てくる
落武者の桶狭間先生が毎回脳内をオーバーラップしてしまいます。古墳ギャルは
ディー・エル・イーですね(また関係の無い会社の話題で終わる)

古墳ギャルのコフィーBOX ザ・フロッグマンショー 【初回生産限定】 [DVD]

新品価格
¥9,200から
(2014/7/5 07:18時点)



このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村 株ブログ 株主優待へにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へにほんブログ村 株ブログ 新興株へ
にほんブログ村