決算開示シーズンですので、いつもの様にマルバツ三角で評価していきます。
①ダイキアクシス(4245) 場中 1Q 中計 ○
今1Qは駆け込み需要が炸裂して、2Qの営業利益予想3.8億円に対して6.0億円と
大幅超過しております。通期予想も7.1億円なので通年での上ブレは確定的。
当社は個人用住設機器の売上比率もまだまだ高く、会社の言うとおり駆け込み
需要の域を出ておらず、利益進捗率ほどには強気にはなれない面はあるものの、
売上高進捗については3割強であるため、それなりのアップサイドを期待。
中計は再来期までの経常利益成長率YoY15%程度、海外展開考慮すれば走破圏。
②青山財産コンサルタンツ(8929) 1Q ○
こちらも1Q高進捗組。売上高は2Q予想の半分弱であるものの、経常利益は
大幅超過で、通年予想の4割弱の水準まで確保。前年対比で見ると好調明らか。
サブリース大きかったが、財産コンサルや不動産取引の収益が激増。
今1Qは3セグメントの売上高のバランスが良く、2Qもこの傾向が確認出来れば
ステージが変わった可能性がある。MAセンタとの提携効果発現も。
③朝日ネット(3834) 本決算 自社株 △
本決算はほぼ期初予想の数字で落着となり、相変らずの安定感があります。
今期は売上高も利益も微増ながら、配当を1円増配の18円として還元継続。
ASAHIネットの解約率は0.92%と低水準を堅持、マナバも一橋と聖路加国際で
新規導入で拡大路線が顕著であるため定性的にもなかなか見所のある決算。
ライフネット生命株は売却か。自社株買は1.6%、ちょっとは買うかも。
④オイシックス(3182) 本決算 ×
通期は年初に下方修正した水準で落着となり、売上高・利益ともに前期比
ほぼ横ばいという結果に。今期も売上高こそ15%伸びるものの、利益は横の
予想となっており、新規上場銘柄ながら成長鈍化が疑われる状況。
財務良好ながら無配、ホールセールのデリカフーズ買う方がマシな感じ。
⑤コスモ石油(5007) 本決算 △
11月修正の会社予想は二転三転の末に未達。売上高こそ伸びたものの、
経常利益は前年比で24%のマイナスになり、増益計画からは程遠い結果に。
会社は低価法の影響としながらも、それだけが原因では無いと思われる。
今期経常36%増予想も当社のことなので信頼度はイマイチながら、安定的な
アブダビファンドの配当圧力により、今期も2円増配の4円配を予想。
⑥フィンテックグローバル(8789) 2Q ○
売上高は16億で昨年実績を既に超過、経常で9億・最終利益は10億突破。
事前に観測されていた大型投資案件回収寄与が大きいものの、岡山建設
などの不動産事業の数字は今期予想に一部しか織り込まれておらず、
通期では一層の飛躍が見込める状況。ムーミンサイトは月内オープンか。
強いニャンテックが帰ってきた印象、本開示で新株行使捌き切るか。
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