公募価格 2,700円/100株 PER11.2 PBR0.49 6月20日配当 株主優待なし
関東地区における大型ホームセンター店舗の企画・運営事業
配当金は6月20日確定の50円予想のため、配当利回が1.85%となります。
ジョイフル本田は株主優待制度を実施しておりません。
業績から確認していきます。
■2011年6月期 売上高 1,489億円、経常利益 76億円 (*旧ジョイフル本田)
■2012年6月期 売上高 1,817億円、経常利益 125億円 EPS255円
■2013年6月期 売上高 1,768億円、経常利益 115億円 EPS268円
■2014年6月期 売上高 1,767億円、経常利益 104億円 EPS246円 ce
□2013年12月中 売上高 878億円、経常利益 53億円 EPS145円
なんか売上高も利益も下がってきてますね。
展開する各店舗が東京ドームの数倍の大きさであり、わずか15店舗で1500億円を
超える売上を実現しているのは素直に驚くべきことですが、新店ありきの成長
戦略ですので、あらたな用地確保が出来ない限りしばらくこんな感じでしょうね。
当社は借金も少なく財務も良好なことから、今回のIPOは公募なしで売り出し
のみです。そもそも新店を出す予定がないので資金需要がないのかもしれません。
ちなみに売り出しは会社関係者のみで、発行済み株式の3割超を握る筆頭株主である
三菱商事系の丸の内キャピタルは売り出しに参加せず、180日間の全株ロックアップ
がかかっています。
そんな訳で諸般勘案の結果、ジョイフル本田の初値は公募価格同値の2,700円
を予想します。セカンダリーの投資判断はInlineです。
来週末までには多少相場が回復していると思われますが、それでも成長力のない
大型IPOをこなしきれるだけの地合ではありません。頼みの綱は配当と優待
ですが、配当利回りも2%に満たず、株主優待制度も公表されていませんので、
初値天井となる可能性も結構高めです。
業界首位のDCMは配当もそこそこで優待もあり、コーナン商事にいたっては
万年激安PERで配当も優待もあります。基本オールドエコノミー銘柄ですので、
IPOというめっきが剥がれてからは下値探りがキツそうです。
クドいですが、優待の新設と配当性向の激増にひたすら期待です。
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