
【4358】ティー・ワイ・オー (東証1部)投資判断 Inline格下げ
現在値 163円/100株 PER11.1 PBR2.28 1月株主優待 7月配当
大手CM制作会社の一角、アニメ制作も。子会社集約し経営効率化。
配当金は7月の年1回6円で、配当利回りは約3.68%となります。
TYOは株主優待制度を導入しており、500株以上保有の1月末株主に対し
1,000円分のクオカードを進呈しておりますので、配当利回りは約4.90%
とまぁそこそこの水準が確保できます。
業績を確認していきます。
■2011年7月期 売上高 226億円、経常利益 9.0億円 EPS 14.2円
■2012年7月期 売上高 241億円、経常利益 10.9億円 EPS 18.8円
■2013年7月期 売上高 250億円、経常利益 13.9億円 EPS 13.5円
■2014年7月期 売上高 265億円、経常利益 15.4億円 EPS 14.9円 ce
□2013年1月中間売上高 117億円、経常利益 5.7億円 EPS 4.3円
当社は昨年12月にもレビューしました通り、微妙に斜陽業種であるCM製作
業界の中でも増収増益基調を続けており、今期も2桁増益を見込んでおります。
ただ残念ながら、直近で発表された1月期中間決算は昨年対比でマイナスに
沈んでおり、1Qの低めな進捗率をそのまま引きずる形となってしまいました。
会社側は消費税増税の検収時期の期ズレを理由としており、受注高が好調な
ことを踏まえて通期予想を据え置いていますが、達成確度はちょっと微妙です。
大盤振る舞いの株主優待も販管費扱いで70百万円かかっており、上場費用も
53百万円も含めて営業利益段階から大きくヒットしています。
まぁこれらの費用増を含めても、中間時点においてある程度自信を持って通期
予想を据え置けるのですから大したものですが、売上高段階からショートして
ますのでしばらくは監視を続けたいと思います。
投資判断は一段階引き下げ、Inlineでカバー継続します。
基本的に現在の株主優待と配当金増額は苦しい時の増資先であった旧筆頭株主の
インテグラルのイグジット目的ですので(※会社側も堂々とそれを公表している)
それが無事に成就した今後は、株主優待も配当金も縮小傾向と思われます。
また有利子負債をガンガン圧縮し、財務体質の改善に注力している最中ですので
来期の記念配は落としてくる可能性が高いことが割引要因です。
※参考記事 2013-12-19 151円 投資判断 新規Outperform
ワンチャンスのクオカード優待銘柄、ティー・ワイ・オーの研究。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11732072339.html
![]() | 【北海道限定】 ミニッツメイド 大人の贅沢りんご 300ml 【1ケース・24本入】 新品価格 |






にほんブログ村