初取得のファミレス株主優待、ジョイフル(9942)より食事割引券がきました! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【9942】ジョイフル(福証) 投資判断 Inline

現在値 913円/100株 PER29.1 PBR2.08 6月優待配当12月優待配当

ステーキ、ハンバーグ軸の郊外型レストラン。九州地盤に全国でチェーン展開。
配当は6月12月の年二回合計20円配のため配当利回りは2.19%です。

ジョイフルは株主優待制度として、6月12月末現在の単元以上株主に対し、
当社運営店舗での食事が15%引きになる株主優待割引券を5枚を配布しています。
また、千株以上の株主の場合は10,000円の食事券*2回にグレードアップします。

業績を確認していきます。
■2011年12月期 売上高 600億円、経常利益 34.1億円 EPS21.2円
■2012年12月期 売上高 586億円、経常利益 37.3億円 EPS65.2円  
■2013年12月期 売上高 580億円、経常利益 26.5億円 EPS46.7円  
■2014年12月期 売上高 600億円、経常利益 22.0億円 EPS34.0円 ce
■2015年12月期 売上高 610億円、経常利益 24.0億円 EPS40.8円 四e
□2014年6月中間 売上高 139億円、経常利益 6.0億円 EPS10.2円 ce

九州のファミレスと言えば、江頭家のロイヤルホストか穴見家のジョイフルが
抜けた二強的存在ですが、アベノミクスの恩恵にフルに受けるロイヤルに比べ
ジョイフルはまだ本調子ではない様です。地方の標準ファミリー層を顧客とする
当社の業績が本格的に上向いてきた場合、景気回復は本物と言えると思います。

ここ数年の巡航売上高は約600億円でしたが、前2013年12月期は台風の影響と
円高による材料高がヒットし、期中も11月になって大下方修正をしました。
最終的にはその修正値よりはいくらか上で着地したものの、九州地盤という
特有のリスク要因を実感させる結果となりました。
とは言え、いま大都市圏で起こっているような人手不足や人件費高騰の波が
来るのがしばらく先である可能性が高いの点はメリットだと考えます。

既存店売上高も100%前後で推移しているため、出店さえきちんと出来れば
経常利益30億円台のキープは難しくないと考えております。

投資判断についてはInlineでカバー開始します。

当社は全国で700店舗近い店舗を展開しているので、ゼンショーやすかいらーく
とはもろに競合します。ゼンショーはこの前大型の公募増資したばかりですし、
特にすかいらーくは今年の再上場が観測されており、はっきりと脅威です。
(※すかいらーくは公募なしで売り出しだけかもしれません)

別の話では、すかいらーくが非上場となって優待が無くなってしまったので
代替株として当社株を持っていた向きの換金対象となる可能性もあります。
そうならないためにも、これから建てるアメイズのレストランは全てジョイフル
にしてしまうくらいの勢いで、積極的な出店戦略を推進してほしいところです。

足下では自己資本比率がどんどん上昇し、堅実経営が身の上の当社ですが、
年間通して10店舗増のペースではかなり物足りないこともまた事実です。

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