定期ポストである投資主体別売買動向を貼っておきます。外国人のみです。
△は買い越し・▲は売り越しを示しています。
2014年2月1週 △412億円
2014年2月2週 ▲1,858億円
2014年2月3週 △454億円
2014年2月4週 △157億円
2014年3月1週 △3,637億円
1月最終週の売り越しが7,000億円台のため、微妙に終末感もあったのですが、
額はショボショボながら3週連続で買い越しに転じてきました。
それでも増税前の逃げ場探しの雰囲気は否めないことから、引き続き動向を
注視していく形になろうかと思います。また、クリミア情勢も不透明ですので
日本だけに限らないリスクオフムードの蔓延にも注意したいところです。
アメリカは常に高値圏ですので、きっかけ一つで崩れると思います。
■優待株不人気にみる個人のセンチメント悪化
3月の期末権利取り前だというのに、優待株が全般的に弱いですね。
年1回権利確定であるスターバックスのように、月末にかけてネコまっしぐら
状態でとにかく騰がっていく様な雰囲気が薄いのが気になります。
かたやNTTや薬品株、大手総合商社株といった高配当株には比較的安定した
配当狙いの資金が入っている様な印象を受けます。
市場参加者は個人投資家だけではないので、これだけで色々結論付けるのは
難しい面もあるかと思いますが、例えばNISAで優待株に飛びつく様な層の
買い需要は一巡してしまった可能性もあるかもしれないと考えております。
あとは相場全体の調整による個人投資家のセンチメント悪化でしょうか。
今週のアサンテなんかも良い例ですが、優待新設飛びつき買いも必勝法とは
言えない様な状況になっており、場中に優待の新設をリリースしたアビストも
当日しかもたなかったことも気になっています。
(私もそうですが、)やはり個人は余裕ないと思います。
新興市場はボロボロですし、優待狙いの投資家が日本中にいるゼンショーも
大型のエクイティでずいぶん調整しています。直近IPOの日本BS放送も
個人の好きなビックカメラ系で、マスコミながら時価総額100億円台なので、
地味人気しても良い銘柄だと思うのですが、公募割れしてますからね。
2月に権利取りが終わって、激しい調整の末で息をしていない内需小売系拾って、
冬まで冬眠しているのも一法かもしれません。売り枯れ銘柄の選好を志向。
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