
【4828】東洋ビジネスエンジニアリング(東証2部)投資判断 新規Inline
現在値 1,025円/100株 PER25.6 PBR2.14 3月9月配当 3月6月9月12月優待
TEC系。ERP(統合基幹業務)システムで自社製MCフレーム等扱う。
配当金は3月9月の年2回・合計14円のため、配当利回りは1.36%となります。
東洋ビジネスエンジニアリングは株主優待制度を実施しており、100株以上の
株主に対して、四半期毎に500円分のクオカードを進呈しておりますので、
配当と合算した配当優待利回りは約3.3%となります。
業績を確認します、
■2011年3月期 売上高 113億円、経常利益 2.2億円、EPS16.3円
■2012年3月期 売上高 125億円、経常利益 3.2億円、EPS22.6円
■2013年3月期 売上高 113億円、経常利益 3.5億円、EPS29.7円
■2014年3月期 売上高 124億円、経常利益 4.2億円、EPS40.0円 ce
□2013年12月3Q 売上高 87億円、経常利益 3.1億円、EPS28.4円
ここ数年の巡航ペースでの売上高は110~120億円、経常利益は約3億円超です。
波はあるものの、コンスタントに利益をあげているので安定感はあります。
今2014年3月期に関しては、中間時点で通期下方修正をしてきており、表記の会社
予想(ce)まで減額されており、それでも増収増益なので許容圏とも思いますが、
中間決算は計画比上振れにもかかわらず、通期では計画比で下振れといういまいち
腑に落ちないものでした。業績予想の信頼度については要監視かと思います。
確かに今中間の計画比増益に関しても、一般管理費の削減が主な要因の様であり、
受注高も昨年中間比で減っているのはマイナス要因です。
会社側は自社ERPであるMCフレームの伸長を盛んに強調していますが、
先行きには決して明るい見通しを持っていないような雰囲気があります。
投資判断については新規でInlineとします
何と言っても当社は四半期優待を行っているおそらく唯一の上場企業であり、
しかも優待族の大好物であるクオカードを配布していますので、この優待が
無くならない限りにおいて下値は個人投資家の買いで岩盤かと思います。
同じ様に四半期配当を行っているあおぞら銀行などもそうですが、こういう株を
個人投資家が一度握ると離さないので、株価が全然落ちてこないんですよね。
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