東京オリンピック関連の優待銘柄、セントラルスポーツ(4801)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【4801】セントラルスポーツ(東証1部)投資判断 新規Inline

現在値 1,519円/100株 PER12.1 PBR1.12 3月配当優待9月配当優待

フィットネスクラブの草分け。売上高業界2位。用品販売や不動産賃貸も。
配当は3月9月の年2回で合計35円、配当利回は2.3%となります。

セントラルスポーツは株主優待制度を導入しており、3月末9月末現在の100株以上
保有株主に対して、3枚の当社利用券を進呈しています。換金額した場合のレート
を1枚800円で計算した場合、配当優待利回りは約5.4%となります。

業績を確認をしていきます。
■2011年3月期 売上高 461億円、経常利益 17.1億円 EPS 38.4円 
■2012年3月期 売上高 463億円、経常利益 19.6億円 EPS 75.2円 
■2013年3月期 売上高 469億円、経常利益 24.8億円 EPS 112.1円  
①2014年3月期 売上高 495億円、経常利益 28.3億円 EPS 126.0円 会e
②2014年3月期 売上高 490億円、経常利益 26.0億円 EPS 117.7円 四e
□2013年12月3Q 売上高 358億円、経常利益 16.9億円 EPS 83.0円

ここ数年の売上高は460億円強でしたが、経常利益率がかなり改善しており、
足下の25億円を超えてきました。が、今2014年3月期については3Q時点の業績
進捗率がイマイチで、業態上季節偏重性もない以上は未達ペースですので、
「快進撃もここまでか・・・」というような印象を受けます。

とは言え、今期は7月に食品大手の明治から明治スポーツプラザ(SAVAS)を買収
するなどの積極的な手打ちを行っておりますので、トップラインについては大幅に
増加し、来期の年商500億円台乗せがほぼ確実な情勢になってきました。

惜しむらくは明治スポーツクラブは50億円近い売上高があり、足下では利益も
上がっているのですが、買収時点では16億近い債務超過企業であったこともあり、
当社にのれん代が重くのしかかってきております。利益貢献は先の話ですかね。

投資判断については新規Inlineといたします。

明治スポーツクラブは直営7店舗・受託18店舗あり、株主優待の利用店舗として
拡充されるとの予告もあることから(※受託店舗の取り扱いについては不明)、
優待族からの投資の裾野が広がりそうな状況です。

他にも東京オリンピックの開催や介護予防施設等の適当なカタリストもあるので
業績が多少下ぶれしても、株価的にはそんなに崩れないかと考えております。
11年から続く増配基調(15円→25円→35円→35円予)も下支えとして機能。

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