直近上方修正済み、3月ギフト優待銘柄・みちのく銀行(8350)の短評。 | なちゅの市川綜合研究所

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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【8350】みちのく銀行(東証1部) 投資判断 新規Outperform

現在値 204円/1,000株 PER10.1 PBR0.4 3月配当優待 9月配当

地銀中位行。青森県内、函館が主戦場。みずほグループと親密。

配当は3月の年1回で、年間4円配当のため配当利回りは1.96%となります。
みちのく銀行は株主優待を導入しており、1,000株以上の株主に対して
3,000円のグルメギフトを進呈しており、配当優待利回は約3.43%となります。

業績を確認をしていきます。
■2011年3月期 経常収益 452億円 経常利益 17.5億円 EPS 21.2円
■2012年3月期 経常収益 428億円 経常利益 20.3億円 EPS 10.5円 
■2013年3月期 経常収益 435億円 経常利益 38.9億円 EPS 23.1円  
■2014年3月期 経常収益 400億円 経常利益 42.0億円 EPS 21.2円 ce 修正
□2013年12月3Q 経常収益 307億円 経常利益 43.0億円 EPS 28.2円

巡航ペースの経常収益は430億前後ですが、経常利益は回復の一途であり、
通期40億円台への復帰は間違いない情勢となっています。
3Q時点で既に経常43億円の仕上がりのため、上方修正を余儀なくされていますが、
修正後の数字ではじき直した進捗率も100%超なので、更なる上振れが期待できます。

まぁ、当行についてはよくある地方銀行ですのでそれ以上はコメントないです。
中期経営計画も見ましたが、定性目標ばかりで定量目標がよくわからないので、
しばらくは表記の様な業績がヨコヨコで続くものと思われます。
商売敵と思われる青森銀行の業績も底堅く推移してますので、大丈夫だと思います。

投資判断については新規でOutperformといたします。

そんな訳で積極的に買う理由は乏しいのですが、こと株主優待という観点に限ると
1単元20万円の投資額で立派な優待が手に入りますので、個人投資家に大人気です。
NISA需要だけで下値は全部支えられるのではないでしょうか。

また、足下では地銀再編圧力がかなり増しているとの観測情報もあることから、
そういうテーマ性物色も期待出来そうな銘柄でもあります。
当行のPBRは約0.5倍にすぎないので、狙い撃ちにされる可能性はありそうです。

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