昨日も新興株を中心に大暴落したため、更にヤラれましたね。
朝イチの新興株の寄りを見ると監視全銘柄売り気配で、始業前に凍り付きました。
昨日は東京でも雪が降りましたので、株価ボードの青一色に銀世界が見えたのは
私だけではないかと思います。ここまで酷かったのは、久しぶりの様な気がします。
結局日経平均は600円超の下げで終わり、値持ちの良かった主力株も軒並み崩れ、
マザーズ指数に至っては10%クラスの大暴落で・直近IPOも壊滅的でした。
ブイキューブとライドオンのプラ転は謎でしたが・・・。
数ヶ月前の資産額にタイムスリップしてしまったような残念な気分ですが、
それでも今回の暴落でどこか冷静でいられるのは、リーマンショックの時と違い
信用取引をせずに現物オンリーだった点でしょうか。
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リーマンショックの時の暴落では毎日の様に追い証が発生し、小銭しか入っていない
銀行口座や手元置いて使わずに貯めていた配当金(当時はまだ現金でもらっていた)
等ありとあらゆるお金をかき集め、ATMを通じて無限入金していた覚えがあります。
ただどれだけ入金しても、信用二階建ての自分の持ち株は機首をもたげることはなく、
底なし沼に引きずり込まれるかの様にお金が減っていきました。
結局資産は「8分の1~10分の1」まで減少し、長年持っていた長期保有の優待株に
まで手を付け、その大半を失ったあたりで全ての建玉をクローズしました。
当時の私は社会人1~2年目でしたので、毎日の様に月給相当額分が失われていく
のは本当につらかったです。そもそも社会人1年目は給料に住民税がかからない
ので税金面で非常に有利なはずなのですが、前年は株で儲けすぎてしまったので、
その税金の工面にも大変苦労した覚えがあります。
「なぜ俺はこんなにも損しているのに、こんなに税金を取られるんだろう・・」
わずかな手取りの初任給から多額の税金を払ったため、ひもじい思いをしました。
四半期に一度の分納で自治体から請求書が来るのが本当に怖かったです。
翌年からは信用・現物を含めた個別株投資は一切やめ、日々の生活を切り詰めて
毎月ドルコストで積み立て投資をするインデックス投資だけを再開しました。
きっと株のことを考えたくなかったのだと思います。
それでも1万円とか2万円とか余裕のありそうな月は、1万円分だけ好きなファンドを
追加で買ったりして、これだけが私の日々の生活のささやかな楽しみでした。
さすがに友人の結婚式などの臨時の支出がある月は、定額積立のみでしたが・・。
そんなことをしているうちに、カタギの仕事の収入も基本牛歩ながら増え始め、
数万円の優待株に関してのみ個別株投資を再開して、少しずつ育つようになりました。
そんなことを数年繰り返して、今日に至ります。
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NYを見る限り今日は大丈夫そうですので、暴落日記はこれで終了します。
(副題はいただきストリートの「ネオンサインはバラ色に」をもじっています)
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