3Qなど開示情報まくり/決算投資戦略アウトルック (2014.02.03) | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■3Qなど開示情報まくり
①スターフライヤー(9206) 3Q ×
3Qも華麗に大赤字でした。ちょっと前にスカイマークがとんでも下方修正を
出していますから、相対的に体力のない当社がこうなるのは自明ですね。

(ネマワシは済んでいるものの)期末のコベナンツヒットほぼ確実とのことで、
今後の資本政策が待たれるところです。ANAはどーすんだろね、これ。

②JAL(9201) 3Q 上方修正 減配 △
ついでにJALも見ておくと、こちらは微妙に上方修正ですね。
ANAも4Q低迷を見込んでいるものの、利益進捗ベースでは通期予想を超過して
いますので、さすがに上ぶれして着地する様な気がします。

やはい両社ともに減益ではあるものの、燃料やもろもろの原価高を価格転嫁しやすい
レガシーキャリアの方がLCCより全然まだマシですね。
でもJALは190円を147円に減配するので、素直に嫌気されるでしょうね。

③ヒューリック(3003) 通期 中計 増配 ○
当社は全市場の年間上昇率でも屈指の銘柄ですから、決算は良くて当たり前で
サプライズが無いと逆にしんどい銘柄の代表格です。

前期は約3割増益の経常250億で着地、今期は300億、来期は350億?、再来期は400億
位のペースでの増益を見込み、10年後には経常800億目標とのことです。
なお再来期の400億は会社側も”必達”と書いており、ここの経営陣は公表数字を
守る傾向にあることから、おそらくある程度数字が見えているような気がします。

問題は長計の800億。現状の時価総額を維持するためには、10年ではやや遅いですね。
ヒューリックリート第2弾・第3弾にブチ込んで前倒しするしかないですね。

④三越伊勢丹ホールディングス(3099) 3Q △
まぁ、事前に観測記事が出ていたので何とも。
純利益なんかは通期満額状態なので、修正すればよかったのに据え置きです。

人件費固定費の高い百貨店は景気が良くなると、ホント数字が良くなりますね。

⑤ビジネスワンホールディングス(4827) 3Q △
一気に地味になって福証単独上場銘柄です。
不動産好況下にもかかわらず、競売・買取再販事業と管理事業が両方とも減益だった
みたいですが、各事業セグメントともに全部増収だったので評価はまずまずです。
結構物件買って賃料収入増やしており、もはやシステム屋ではないですね・・・。


開示がありすぎて全然書ききれません。
時間を見つけてまた書くようにします。たぶん。

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