厳しい相場展開・直近IPO軟調/投資戦略アウトルック (2014.02.01) | なちゅの市川綜合研究所

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■厳しい相場展開
今月は結構キツかったですね。

何度も言っていますが、本当にNISAで凍死家デビューになってしまったので、
笑い事では済まされない様な雰囲気が漂いはじめています。

2月末にはNISAなんて言葉自体死語扱いとなり、メガバンクの店頭からは
NISAのポスターが剥がされ、「あなたが投資?なんか意外」のコピーが
「(ぷぷっ、だからあなたに投資は無理って最初から思ってたわよ。養分乙)」
となってしまわないかどうか本気で心配しています。

外国人も3週連続の売り越しで、先週は2千億円以上売っていますので、
かなりの確率で売りモードに入っていることでしょう。少なくとも、昨年の様に
買っていないことだけは証明されました。

今後は織り込んだはずの米国の緩和縮小がじわじわ効いてくると思われ、
来週の落ち着いたところあるいはそのリバウンド局面で逃げ場を探していく様な
形をとることになると思います。

基本は高配当株と優待株による穴熊です。これには変わりありません。


■直近IPO軟調
1月はアノマリー的にも新興市場の中小型株やIPOが物色されるのですが、
全くダメですね。年末にあれだけ上場したのに、まとめて無視されている様な
気がします。やっぱり多すぎてもダメなんでしょうかね。

直近IPOはどの銘柄の売買代金もおしなべて低調であり、こういう相場では絶好の
換金売り対象となり、下の買い板にバラバラと散発的に売り注文をぶつけられて値を
崩す株が後を絶たない状況です。最近ですと、年末のIPOラッシュの前に上場した
オープンハウスなどにまでその被害が及んでおり、大変なことになっています。

それでも、ライドオンの様にスルスル値を上げていく銘柄があるのが特徴的で、
大株主にあれだけジャフコがいながらこなせるのは、株主優待目的などの買い需要
がしっかりしているからだと思います。足下ではさすがに調整中みたいですが、
この銘柄はIPOの中では物色対象外と目されていただけに意外感がありますね。

と、言うことでIPOも買う人が必ず居る銘柄を選びましょうという話でした。

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