実はカーブスも展開、3月優待銘柄ハウスオブローゼ(7506)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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【7506】ハウス オブ ローゼ(東証1部)投資判断 Outperform

現在値 1,396円/100株 PER24.3 PBR1.18 3月配当優待 9月配当

百貨店等でのボディケア品や化粧品の小売り。リフレクソロジーサロン等も。
配当金は3月9月の年2回計40円で、配当利回りは2.86%とまずまずです。

ハウスオブローゼは株主優待を実施しており、100株以上の3月末株主に対して
3,000円相当に自社製品(バス・ボディケアセットなど)を進呈しておりますので、
配当優待利回りを算出した場合は約5.01%となります。

業績を確認していきます。
■2011年3月期 売上高 141億円、経常利益 5.6億円 EPS 55.8円
■2012年3月期 売上高 144億円、経常利益 6.1億円 EPS 79.0円 
■2013年3月期 売上高 143億円、経常利益 5.1億円 EPS 51.3円  
■2014年3月期 売上高 147億円、経常利益 5.5億円 EPS 57.4円 ce
□2013年9月中 売上高 69億円、経常利益 1.6億円 EPS 12.5円

毎年の業績はほぼ安定的に推移しており、売上高は巡航で140億円超、
経常利益も5~6億円程度となっております。良くも悪くもヨコヨコですね。

当社のボディケア用品事業は「ロイヤルカスタマー」と呼んで区別している
リピート顧客層の購買によりガッチリ支えられており、それが奏功しているのか
何なのか既存店売上高も99%程度で推移しています。
課題は新規顧客の獲得としていますが、業績を見ると確かにそんな感じですね。

また、いずれも売上高貢献は数%程度ながら、リフレクソロジー事業と
カーブス事業を展開しています。リフレクソロジーは何となく分かるのですが、
いつの間にかコシダカみたいにカーブスのFCをやっているのには驚きました。

ただカーブスの展開店舗数自体は20店舗ほどで、今後も年間1店舗ペースという
亀具合なので、会社としてはこれを事業の新しい柱にする気はなさそうです。

当社の出店エリアは東急線沿いだったりするので、厳選出店の可能性もありますが、
カーブスは空き事務所を見つけるだけですぐに出店できる事業なので・・・
あっという間にFC陣取り合戦に負けて、周囲を取り囲まれそうなペースですw

そんな訳で、投資判断はOutperformでカバーを開始します。

当社は業績面や成長性にもあまり特徴がなく、既に東証一部ということもあり、
株価カタリストが非常に乏しいというのが率直な印象です。

それでもそこそこの配当を出しており、投資金額にしては厚めな優待があるので、
まったり単元保有するには十分かと考えております。

筆頭株主がワコールで、無借金経営であることも推奨のポイントです。

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