拡充のクオカード銘柄、DVx(3079)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【3079】ディーブイエックス(東証2部) 投資判断Outperform

現在値 1,910円/100株 PER15.6 PBR2.77 3月配当 株主優待あり

循環器疾病分野の医療機器販売会社。心臓ペースメーカー、電極カテーテル等。
配当金は3月に年1回で26円で、配当利回りは1.36%と低めです。

去年DVxは株主優待制度を拡充しており、100株以上の3月末株主に対して
1,000円分のクオカードを配布しておりましたが、2,000円になりました。
配当優待利回りを算出した場合は約2.40%となります。

業績を確認していきます。
■2011年3月期 売上高 180億円、経常利益 7.8億円 EPS 63.3円
■2012年3月期 売上高 204億円、経常利益 8.7億円 EPS 84.4円 
■2013年3月期 売上高 228億円、経常利益 11.0億円 EPS 121.1円  
■2014年3月期 売上高 250億円、経常利益 12.0億円 EPS 124.1円 四e
□2013年9月中 売上高 126億円、経常利益 6.7億円 EPS 75.5円

当社を取り上げるのは、ちょっと今更感がありますね。

会社自体は前から知ってはいましたが、クオカード優待拡充につられてやっと調べ
だしたクチですので、私なんぞの記事でなく、数年前から注力されている大物バリュー
ブロガーの皆様のきちんとした記事の方をご参照いただければと存じます。

さすがに隠れ人気していた株だけあって、売上高も順調に右肩上がりであり、
2007.3月期から年率平均15%増とかなりしっかりと伸びております。
また配当についても11期連続増配中であり、株主還元もしっかりしています。
配当性向自体は20%程度ですが、上記の通りクオカードの優待を拡充してきたり
とかなり株主の方を向いた経営をしている印象です。

さらに当社は業績に加えて、財務もぴかぴかです。
時価総額は100億程度ながら、借金ゼロで手元現金が約32億円もあります。
一時的に業績が悪化しても、配当を維持する余力がかなりあるのも特徴です。

以上、投資判断をOutperformでカバーを開始します。

結局当社の製品のことや潜在マーケットのことには言及せずにレビュー終了
となりますが、扱っているモノがモノだけに今後も適当に成長するのではないか
と考えております。循環器系の疾患は特に高齢者に多いらしく、市場が縮小
することはまずもって考えられません。

加えて株主にフィディリティーロープライスと重田康光氏の存在があるので、
突っ込んで内容を調べなくても大丈夫な優待株・・・との認識を持っています。
※ただし右肩上がりの業績が躓いた時のフィデは、値段関係無くぶん投げてくること
 がたまにありますので、それだけはご注意くださいませ。

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