大発会雑感/投資戦略アウトルック (2013.11.07) | なちゅの市川綜合研究所

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■大発会雑感
・・・と言っても、私のカタギの仕事も同日に始まっておりますので、
大納会の日の様に一日中相場に張り付くことはもちろん出来ません。
あくまで引け値を見た感想ベースでの雑感となります。

①日経が暴落した割には強い
みなさまよくご存知の通り、日本が休場中にNY市場が調整していたり、
円高になってたりしていましたので、東京市場も大きく下落しました。

ただ日経が2.3%下げた割には、TOPIXはわずか0.78%しか下落しておらず、
これで大連休の調整が済んだことになるのなら、かすり傷にもなりません。
日銀砲もあったにはあった様ですが、物色の広がりを感じます。


②NISA系銘柄が頑強
前項で触れた内容とも被るのですが、特に優待銘柄が強かった感じです。

ここ最近は無双状態の上げとなっているイオン/マックスバリュ系の2月優待
銘柄をはじめとして、PCAや成学社、リックスあたりの低単価クオカード
銘柄が総じてしっかりの展開でした。これらの様にNISAを利用して個人が
選びそう銘柄については、権利取りまで例年以上に頑強な相場を予想します。


③UMNなんなんだ
昨年末にUMNファーマが売上高20億円予想に対し、0.9億円に変更するという
目を覆うばかりの下方修正を出して、最終営業日にストップ安に見舞われたのは
記憶に新しいところです。バイオの恐ろしさに背筋が凍りついた年の瀬でした。

ところが、今日は前年終値水準で早々に寄り付いたどころか、前営業日の幅を
半分以上を埋めて大幅高で大引けとなりました。一体なんなんでしょうか?
通期の売上高が数千万円で、収支はもちろん赤字のバイオ企業の時価総額が
300億近くでも許容されるというのは凄いことです。

つまり、こういう激ヤバ銘柄にまでしっかりとしたリバがあるということは、
まだまだ個人の買い余力が有り余っていることですね。
バイオについては、間違いなく今年もひと相場あることを確信しました。


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