地域一番店、ながの東急百貨店(9829)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。


【9829】ながの東急百貨店(東証JQスタンダード)投資判断 Inline

現在値 198円/1,000株 PER20.3 PBR0.25 1月配当優待 7月優待

東急百貨店グループ。長野店は地域唯一の百貨店で県下最大。

配当は年1回の合計3円配で、配当利回は約1.51%です。
ながの東急百貨店は株主優待制度を導入しており、単元株以上の株主に対し
1,000円以上の現金会計につき100円割引になるチケットを年100枚進呈して
おります。なお条件付ながら、他の東急百貨店でも使えるようです。

業績を確認していきます。
■2011年1月期 売上高 240億円、経常利益 2.2億円 EPS 11.8円
■2012年1月期 売上高 241億円、経常利益 3.2億円 EPS 9.5円 
■2013年1月期 売上高 237億円、経常利益 3.2億円 EPS 15.4円  
■2014年1月期 売上高 236億円、経常利益 2.8億円 EPS 8.4円 ce
□2013年10月3Q 売上高 169億円、経常利益 1.2億円 EPS ▲2.8円

昨日まで長野に行って来たので、折角なのでご当地銘柄をレビューします。
八十二銀行とかホクトとかでも良かったのですが、駅前の専業百貨店の方が
わかりやすいので、当店にしました。

当店は長野県唯一の百貨店であり、長野県民のハレの日の百貨店として
君臨しています。特に長野市界隈には大きなイオンもありませんので、
その存在感たるや、他の地方都市の百貨店のそれとは確実に異なります。

歳末ということもあるでしょうが、当店店内は非常に混雑しており、
レストランフロアのまい泉やイタリアントマトまでも長蛇の列でした。
(なぜ東急百貨店にイタトマが入ってるんだ!という異論は認めます。)

さてそんな地域に愛される当店ですが、ここ数年の業績も華麗なる横々で
推移しており、巡航ベースの売上高で240億円前後・経常利益で2~3億円と
となっております。それ以上は、特にコメントは無いです。

投資判断については、Inlineでカバーを開始します。

当店についてはどちらかというと、長野駅前の一等地にまとまった土地が
あるという不動産価値をどう見るかみたいなところもあり(土地1800坪強)
そういう切り口でしか評価しずらい様な気もします。

長野五輪特需みたいなことは向こう数十年期待できないでしょうから、
地元の方が優待券目的で保有する以外に選ぶ理由が乏しいところです。
それにしてもPBR0.25って・・・ううむ。

ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2014年 02月号 [雑誌] (人気500銘柄激辛診断&楽天ポイント10倍ワザ&NISA入門&桐谷さん優待ゆく年くる年&株入門&四季報に対抗! 株データブック復活)

新品価格
¥700から
(2013/12/21 07:30時点)




このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村 株ブログ 株主優待へにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へにほんブログ村 株ブログ 新興株へ
にほんブログ村