このワードにピンときた方は余程のゲーセン好きかと思います。
ご存知ない方のために、簡単に説明します。
ゲーセンにおいてあるメダルのポーカーマシンやスロットマシン等の
シングルマシンで、当たりを引くとダブル・アップに挑戦できます。
その名のとおり、上手くいけば当たりが倍・ハズれれば無くなってしまうという
趣旨のゲームなのですが、普通のダブル・アップ以外に、ハーフ・ダブルという
チャレンジを選択することが出来ます。
これは当たりを半分手元に留保し、残りの半分でダブル・アップにチャレンジする
という方法です。具体的に100枚当せんした場合のイメージは下記の通りです。
①通常のダブル・アップ
→ ○成功したら 200枚
→ ×失敗したら 0枚
②ハーフ・ダブル
→ ○成功したら 100枚+50枚
→ ×失敗したら 0枚+50枚
ということで②の戦略を採ると、当せんという果実を一定量確保残したまま
アップサイドにもチャレンジ出来るという、便利な戦略(概念)です。
で、ここからが本旨です。
私はこの戦略を日頃からグロース株投資でよく使用しています。
配当の出ないグロース株っていうのは、当てれば簡単に整数倍に噴いたり
するものの、持続力が無いことも多いため、気が付いたら元の位置と大して
変わらないところに戻ってたりもします。
そこで株価が高騰した時点で半分くらい売って、全然値動きの異なる高配当株
や優待株に切り替えてしまい、事実上の利益確定を行います。
こうすることで全然配当の出ないグロース株が原資となっているにも拘らず、
切り替えた半分の高配当株の寄与により、通算するとまぁまぁの配当利回りで
かつアップサイドも狙えるオリジナルの小型ポートが出来上がります。
私の例で言うと、高騰した無配のフルスピードをちょびちょび売って、
全然値動きの違う東洋ビジネスエンジニアリング(クオカード)を買ったり、
配当利回り3%を超える地域新聞社の株に変えたりしています。
こんな風にハーフ・ダブル戦略は安定性が格段にアップするのですが、
一方で、確実にリグレットが発生するというデメリットが存在します。
長くなってきたので、リグレットについてはまた別の機会に書きます。
※余談ですが、メダルゲームにおいては基本ダブルアップしましょう。
払戻率(P/O)は基本的にオリジナルゲームの方で調整されてますので、
ダブルアップゲームは100%払戻のケースも少なくありません。
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