66%超の大幅増配、地域新聞社(2164)の投資判断。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【2164】 地域新聞社 (東証JQグロース) 投資判断Outperform継続

現在値 330円/100株 PER7.79 PBR0.74 8月配当 株主優待なし

千葉県中心に無料情報紙『地域新聞』発行。発行部数約196万部超。

配当は年間10円配で、配当利回は3.03%とまずまずです。
地域新聞社には株主優待制度がありません。

さて、10月11日のザラ場に2013年8月期の本決算リリースがあり、
今期予想も含めた数年分の業績は以下の通りです。

■2011年8月期 売上高 23.7億円、経常利益 0.49億円 DPS 2.5円
■2012年8月期 売上高 26.2億円、経常利益 1.25億円 DPS 6.0円
■2013年8月期 売上高 28.3億円、経常利益 1.37億円 DPS 10.0円
■2014年8月期 売上高 29.1億円、経常利益 1.50億円 DPS 10.5円e

前期も締めて見れば10%弱の増収増益であり、
今期もおおよそ同じペースでの成長が見込まれております。

「新聞等発行」「折り込みチラシ配布」など全てのセグメントで増収
ということもあり、ビジネスが時流に合っていることを感じさせますね。

更に、ここにきて配当性向を上げてきたことも見逃せません。
当社は利益成長に合わせた増配を志向してきましたが、
既に締まっている前期分まで7.5円予想から10円に引き上げました。

8月に権利を取った方はかなりラッキーでしたね。
ちなみに増税前の「創業者向け駆け込み記念配当」という訳でもなく、
今期も50銭増の10.5円ですので、かなり還元意欲は強いと思われます。

加えて、当社は鉄壁の財務体質を誇っていることも買い材料です。
有利子負債はゼロで、時価総額がわずか6.0億程度でありながら
現金を6.1億円も持っていますので、超キャッシュリッチです。

以上、2013年8月期の順調な落着と高還元性向を確認出来たため、
投資判断Outperformを継続します。


※参考記事 2013-07-23 317円 投資判断Outperformでカバレッジ開始
バリュー&グロースの地域新聞社(2164)の投資判断。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11578156912.html

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