サントリー系外食、ダイナック(2675)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【2675】 ダイナック (東証2部) 投資判断 Inline

現在値 1,184円/100株 PER30.84 PBR2.68 6月配当優待12月配当優待

サントリー外食事業の中核。『響』『パパミラノ』等レストランなど。
配当金は年2回の5円ずつの配当で、配当利回りは0.84%です。

ダイナックは株主優待制度を導入しており、100株以上の株主に対して、
2,000円相当の株主優待食事券が進呈されますので、配当金と合計した
配当優待利回りは、4.22%となります。

当社は外食業界の中でも業績が低位安定しています。

売上高も巡航ペースで330億円程度、営業利益は3億円~6億円程度で
営業益ベースでは赤字にならないものの、特損などで最終利益は赤字に
沈んだりする年もたまにあるような状況です。

店舗自体もそこそこ閉めている様なので、この辺りがトップラインが伸びず
最終減益になる原因かと思われます。

今2013年12月期の営業利益は54%増の9億円を見込んでおりますが、
8月に発表された中間期の時点でたった0.48億円しか稼いでいませんので、
年末の宴会需要が炸裂しないと、数字の達成は難しいと思います。
(※会社見通しよりは中間決算は上振れ落着でした。一応。)

また当社は中期経営計画数値も開示しております。
結構な数字が並んでいますが、ひとまず今期の数字を達成しないと
本気の数字なのか、あるいはただの営業目標値なのかわかりません。
■2012年12月期 売上高 332億円、経常利益 6億円
■2013年12月期 売上高 345億円、経常利益 9億円
■2014年12月期 売上高 363億円、経常利益 12億円
■2015年12月期 売上高 400億円、経常利益 16億円

以上参考の結果、投資判断はInlineといたします。

関連会社のサントリー食品ホールディングスの大型上場という、
当社株にとって最大の株価カタリストが終了してしまった今、
優待狙い以外でここからあえて買うには理由が必要かと思います。

個人的には、当社がいまさらプロントのフランチャイジー事業を
始めたことが不思議でなりません。プロントは兄弟会社ですので、
本来もっと早くやるべき思うのですが・・何か意図がありそうです。

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