現在値 31,700円/1株 PER65.9 PBR1.41 3月配当 株主優待なし
不動産会社支援システムを販売。物件データベースなどクラウドで提供。
配当は3月通期一括の1,100円で、配当利回は3.47%です。
いい生活は株主優待制度を導入しておりません。
業績はヤフー絡みの売上が減ったため、直近は低調に推移しています。
以下のならび順は11年3月→12年3月→13年3月→14年3月eです。
■売上高 23.7億→21.1億→18.3億→19.6億e
■経常益 4.1億→2.2億→▲0.3億→0.9億e
売上高ベースから減っているのが非常に気がかりですが、
それでも今期は増収に転じる見込みですし、第1Qも僅かながら増収でした。
また、利益面でも黒転しているのは心強いと思います。
当社の強みは不動産会社の物件管理の煩雑さにいち早く目をつけ、
クラウドサービスを導入したその先駆性にあります。
私も不動産業界のはしくれにおりますので、例えば当社の物件情報を
住宅系ポータルサイトに一括でアップしてくれるサービスがどれほど
有用であるかは容易に理解できます。
業界的にはIT化(って言葉は古いか)が非常に遅れていますので
当社の優位性は高いと思っています。
直近では伊藤忠アーバンが採用してるっぽいですね。よいとこ突きます。
また、経営陣が非常に優秀なことも特筆すべきポイントです。
ボードメンバーの多くがゴールドマン出身で、社長に至っては
元マネージングディレクターという経歴です。
おそらく優秀な彼らが最終的に目指しているのは、昔のIDUがやろうとして
出来なかった壮大なことをやりたいのだと思います。
これが実現出来たら、テンバガーどころでは無いと思いますが・・・。
以上、諸般の材料を勘案して、投資判断は新規でOutperformとします。
理由は業績に下げ止まり感が見える点と、高配当が魅力な点です。
既にタコ配状態なので一抹の不安があることは事実なのですが、
経営陣が多く株を持ち合っていることや、従業員のインセンティヴ向上に
持株を活用しているフシが透けて見える(持株会補助率が驚異の30%!!)
ので安易な減配はしないだろうというのが私の読みです。
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