
【3366】 一六堂 (東証1部) 投資判断Inline
現在値 477円/100株 PER10.9 PBR0.87 2月配当8月配当株主優待なし
都内中心に居酒屋を展開。主力は高価格帯の『天地旬鮮八吉』。
配当は半期に9円ずつで、配当利回は3.77%と高めです。
一六堂は株主優待を実施しておらず、社長が株主優待の導入に否定的であり、
「絶対に優待の期待できない会社」として優待族の間では有名な会社です。
業績の方からチェックしていきます。
売上高はここ数年で90億円→100億円に漸増しています。
当社はもともと名証セントレックス上場の会社で、東証2部を経て1部に
鞍替え上場したのですが、業績の方がいまいち追いついていない感じです。
経常利益も前2013年2月期が22%増の10.7億円でしたが、
今期の期初予想は据え置きの11億でした。しかも足下の1Qが振るわず、
早くも通期の経常利益予想を7.6億と3割近く下方修正しています。
今期の1Qと言えばアベノミクス真っ只中で、当社の居酒屋を利用する様な
アッパーミドル層のビジネスマン(東京八重洲~銀座~新橋エリア)
はそこそこ景気が良くなっている筈なのですけど、当社はそこで調子こいて
ぐるなび掲載代をケチったことで、宴会を集められませんでした。
しかもぐるなびは業績が良く、客層が近いAPカンパニーの数字も良いので、
普通にやっていればよかった筈だったのですが・・・・残念です。
肝心の投資判断はInlineとします。
と言いますのも、この前ビミョーな時間に八重洲の八吉に行ったのですが、
店は非常に混んでましたし、周辺の姉妹店もにぎわっていたようでした。
減益の理由が本当にぐるなびの件だけなら、巻き返せると思います。
ちなみに写真は当社の看板魚「喉黒」です。
こんなに小さいのに1匹なんと3千円もします、これはいい商売です。
※当社と顧客層がモロ被りの商売敵、APカンパニー米山社長の本です。
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