現在値 1,112円/100株 PER8.3 PBR0.38 4月配当10月配当優待
電線専門商社、オーナー経営。昭和電線が最大仕入れ先。
配当は半期に16円ずつで、配当利回は2.87%とまずまず。
泉州電業の株主優待は100株以上の株主に対して、1,000円分の図書カードを
進呈しており、配当優待利回にすると約3.77%です。
まずは業績の方からチェックしていきます。
売上高は巡航ベースで650億円、経常利益は25億円程度が相場で、
ここ数年の業績は比較的安定しています。
電線商社は良くも悪くもそんなにブレない商売だと思われます。
今期については5月に通期業績を営業利益で10%程度下方修正していますが、
売上高についてはやや上方修正しておりますので、そんなに問題はない
範囲かと思います。むしろ早く織り込んで良かった位です。
ちなみに、当社のポテンシャルは業績よりもその財務にあります。
時価総額120億円程度ながら、利益剰余金は252億円もあります。
現金も約100億円保有、この他に所有している土地なども数十億円分
あるにも関わらず、有利子負債はたったの2億円という好財務です。
この位のレベルの財務の会社は、さっさと解散して株主にお金返して
ほしいところですが、残念ながらそうはならないでしょう。
当社のBSを見て、同じ関西のフェリシモを思い出しました。
で、結論。
安定した業績とチタンの様に頑強な財務を評価して、
投資判断をOutperformでカバレッジを開始します。
正当な評価をされるのは何時の日になるでしょうか・・・
大株主1位BBHフィデ・ロープライスに期待して待つとしましょう。
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