投資戦略アウトルック (2013.07.14) | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■外国人は買っていた
この前の木曜日(7/11)に恒例の投資主体別売買動向が発表されまして、
7月1週も外国人は大量に買い越ししていました。
その額は4300億円で、前週の4151億円を超える勢いで更に積み増し、
しかも5週連続ということで腰の座った買い方をしてきています。

私はこの投資主体別売買動向で、外国人が2週連続の売り越しとなると
危機感を持ってポートフォリオを弄ったりするのですが、確か本年の相場で
2週連続売り越しとなったことが2回だけありました。

が、その際は額も非常に小幅だったので、色々考えて「ダマシである」
との判断を行い、ポジションを膨らましたままでここまで来ました。

結果的には良い方に転んだのでそれで良かったのですが、
自分のポリシーを曲げての判断ですので、今後もそういった判断をする
際には可能な限り材料を集めて、熟慮の上で判断したいと思います。

「アベノミクスで特別だから、3週連続売り越しまで様子を見よう」
「前回の時は3週連続売り越しでも反転したから、4週までは大丈夫」
「じゃあ5週連続でも大丈夫!バブル、バブル!」
という安易な流れにならない様に気をつけたいと思います。


■サントリーIPOの反省
なんか予想に反して、サントリーめちゃくちゃ堅調ですね(汗
これほど図体のでかい会社は、サマーストックとか例年通りのぬるい
テーマで括っても株価が上昇する訳ないと思うのですが・・・。

以前も適当に分析しましたとおり、当社は同業他社と比べても割安感がなく
配当利回りも低く、現時点においては当然株主優待制度も発表されておらず
それでいて上場時期を夏のボーナス時期にぶつけてくるお会社です。

「こんなだったら俺はダイナックでも買うよ、プンプン!」
ってな感じでしたが、当初の想定公募売出価格3800円に対して、
実際の公募価格3100円というのは流石に安すぎたみたいですね。

それでも、今後一本調子に上昇するとは考えていません。
カルビーパターンも考えたのですが、時価総額が違いすぎますし、
どちらかというと第一生命みたいなパターンを辿ると思っています。

いずれにしてもこのまま騰がってしまうと、買う機会が無くなるので
困ってしまうのですがね。運命やいかに。

※参考記事 2013-07-04 3,145円 投資判断なし
サントリー食品のIPO 初値買い見送りにつきまして
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11566047337.html

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