投資戦略アウトルック (2013.05.24) | なちゅの市川綜合研究所

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■大暴落と戻りの検証
昨日は新興市場のみならず、主市場も大暴落でしたね。

この前も書きましたが、こういう時は戻りの早い銘柄に資金を移すのが
セオリーですから、今日の値動きは非常にポイントとなります。
戻りを試しに行く銘柄は今後の相場でも選別物色の対象になります。

暴落時の投資家の嘆きの定番で
「持ち株は下がっているのに、新規買いを狙っていた株は大して下がっていない」
というものがありますが、その狙っていた株が玉なのか石なのかを
見定める絶好のチャンスでもあります。

下値で買いが入る銘柄は、他の人も玉だと思っている可能性がありますので
期待出ると思います。特に小型株では重要なアプローチと思います。

※参考記事 2013-05-17 ■戻りの早い株、遅い株
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11532033464.html


■信用取引について
別にレバレッジを掛けて取引することは悪いことと思いませんし
売りが出来るのは基本的に信用だけですのでメリットも大きいと思います。

しかし、私は6年程前から現物オンリーに切り替えています。
こういう大暴落があると「信用やめてよかったー」なととほっと
胸をなでおろしたりします。

私はカタギの仕事のある兼業投資家ですので、信用取引を使用して
ポジションが膨らみすぎると、メンタルへの影響が大きいです。
恐らく昨日の様な日は全く仕事が手に付かなくなっていたでしょう。

日経平均が1100円下げても比較的冷静でいられるのは大きいです。

以前の私でしたら、株価よりも維持率をにらめっこしながら
値持ちのいい株を、薄っすい買い板にぶつけて換金・・・・
という追証対策(資金繰りともいう)を仕事の合間にやっておりましたから
このストレスからの開放は何事にもかえられません。

という訳で、信用取引を再開するつもりはありませんが、
信用フルポジで暴落まで突っ走るのと、このまま現物オンリーで行くのと
どっちが儲かるのかは今でも常に考えています。

この相場だったら、暴落時最大損失(PML?)を考慮しても
信用使ったほうが儲かると思いますが、それは永遠のテーマということで。

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