カジノ関連銘柄主力・ユニバーサル(6425)の2013年3月期決算でました! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【6425】ユニバーサルエンターテインメント(JASDAQ)投資判断Outperform

現在値 2,331円 PER10.5 PBR1.14 3月配当優待?9月配当

パチスロ大手。米ウィン社とカジノホテル経営。対立関係に陥り係争中。

配当金は3月9月で円ずつのため、配当利回は2.14%とそこそこ。
当社は株主優待を公表しておりませんが、実際は3月末の株主に対して
オリジナルグッツを配布しています。

みなさまご存知のことと思いますが、当社は米カジノ大手のウィンの
大株主であり、保有している同社株が約2,000億円弱あります。
(もちろん、保有分がきちんと時価で評価されればという前提ですが)

但しこの膨大な持分の行方を巡って、創業者サイドと係争を続けており
今後どのような扱いとなるかは予断を許さない状況です。
ただ最悪のシナリオであっても、持分が幾らかディスカウントするだけ
なのである意味限定的であるということも言えます。

今回は当社の決算上、米ウィン持分の取扱いについて注目されましたが
結局当社の数字としてオンしない、ということで落着しました。
IR曰く「かなり保守的に算出している」ということです。

前期のPLの数字は良いとしても、今期予想については何とも
言えない数字でした。パチスロの数字はそこそこなのでしょう。
それよりもBSの数字の変化率に注目しており、1株純資産(BPS)が
1,756円→2,216円と激増しています。貯めすぎですねww
勿論米ウィン株を反映すると、実質的なBPSは3~4千円あります。


結論として、好調な国内パチスロ事業により当社の財務基盤は
鋼鉄の様にどんどん固くなっており、底上げされて磐石な状況です。
カジノの目論見が色々と悪い方に転んだとしても、余裕で耐えられる
だけの実力を兼ね備えていることは特筆すべきです。

また、係争中銘柄で機関投資家が手を出せない状況でありながら
個人投資家を中心に株価が底上げされているので、現在のホルダーは
相当肝が据わっており、そう簡単には売ってこないと思います。

以上、当研究所では2013年3月期の決算を無事に通過したと判断。
投資判断はOutperformを継続します。

くどいようですが当社は、数多あるカジノ関連銘柄でカジノライセンス
を保有している唯一の会社となります。


※前回記事 2013-04-30 2,298円 投資判断Outperformで開始
本命カジノ銘柄・ユニバーサルエンターテインメント。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11520392234.html

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