投資戦略アウトルック (2013.4.14) | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■KLabの下方修正
これはもう本気で洒落になってないレベルという印象です。

2013年12月通期予想を以下の通り修正しております。
売上高 330億→229億 
経常益 49億→▲10億

ちょっと前にスクウェア・エニックスの下方修正がありましたけど、
それを超えるメガトン級の修正です。特に開発費用や人件費・諸経費の問題で
利益減なら兎も角、トップラインから減っているのがいただけません。

DeNAやグリーほどではないにせよ、ソーシャルゲーム界では一定の
プレゼンスのある当社ですから、今後は同業種への投資リスクは嫌でも
意識されると思います。私も一瞬背筋が凍りました。
週明け月曜日の関連銘柄への波及が注目されます。


■ダイヤモンドダイニングの通期決算
当社も数字が良くないですね。

ただ、当社を成長株として捉えないとすると多少の見所があります。
前期も経常で8億残し、今期も経常5億予想なので適当に儲かってます。

決算説明会資料を見てみないと解りませんが、これまでの経緯からいって
今期予想は相当保守的に見積もっているはずですので、
そんなに下ブレはしないと思います。

また、2,500円の配当や5,000円の株主優待も維持する方向であることは
前回の下方修正のリリースで確認できております。
当社には28億円を超えるの現金もありますので、しばらく大丈夫でしょう。

そんな訳で、週明けに狼狽売りを考えている方はホールドでよいと思います。

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