投資戦略アウトルック (2013.04.01) | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■投資主体別売買動向の変化
ついに外国人が19週振りに売り越しに転じてきました。

ずっとこのアウトルックでは、本指標を市場の温度計代わりにしてきましたので
ひとつの転換ポイントの目安が来たと考えています。

ただ、本格的に売り転換かどうかは次の木曜を注視したいと思います。
外国人は売越に転じた!と大騒ぎしときながら、翌週は何事も無かったように
買い越している”ダマシ”の可能性も大いにあり得ますので。

一方、強気筋からは引き続き下記のような話があります。
・日銀の当座預金残高が過去最高を更新している(株価先行指標)
・外国人が買いたいがための調整局面
・参議院選挙までは株高

・・・・判断に迷いますね。
ここでばスパッと正しい答えが出るようなら、何時までもサラリーマン稼業なんぞ
する必要ありませんから当然ですね。


悩んだ末の大まかな方針は以下の通り。

今月は騰がりまくった株については処分して、ポジション調整したいと思います。
権利落ち日以降の個別株の極端な弱さが気になっておりますので、
冷静に考えてこの位置からは新規で買えない株(高すぎ)などについては
株を数字の書いてある紙切れだと思って、冷静に処分したいと思います。

来年は税金も上がるので、結局一度売る必要がありますしね。
年に3回程度は絶好の買いチャンスが訪れるものですので、
そこそこキャッシュポジションを持つのも正解だと思います。


■(冷静に考えてこの位置では)新規で買えない持ち株
・翻訳センター 
TPPやTOEFL、バイオ関連などテーマ性が非常に強い。
時価総額も2桁億円なのでたぶん売らない。

・インタースペース
売上ベースから結構伸びているのでたぶん売らない。

・DAC
ユナイテッドとかアイレップとか子会社の価値が高いのでたぶん売らない。

・FPG
このフェーズまで来ると普通に投信組込も期待出来るので、悩んだ末売らない。

・NECCS
株主優待さえなければ売りたいが、カタログ優待株を他にも随分買ったので
ひょっとしたら売りたいかもしれない。

・トラストパーク ・イヌイ倉庫
REIT指数が怪しくなってきたので、ふたたび悩み中。




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