投資戦略アウトルック (2013.03.18) | なちゅの市川綜合研究所

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■鮮度のよくない会社四季報
先週の金曜日は、待ちに待った会社四季報春号の発売日でした。

土日で付箋片手に色々見ていたのですが、ここ数年で一番鮮度の悪い状態
で発売されたなぁ・・・という感じです。
ちなみに「鮮度が悪い」≒「既に株価が織り込んでしまっている」を指します。

前回の四季報でもそんな感じはあったのですが、今回の春号は更に輪をかけて
銘柄発掘が難しくなっています。体感的には5倍~10倍位の難しさです。

比較的マシな銘柄でも、飛びつき買いをする水準ではなく指値が必要です。
「これはっ!」という銘柄もあるにはあるのですが、Y!FINANCE掲示板
を見ると、不正の疑いやら訴訟やら人材流出やらの悪材料が隠れていることが
判明して肩を落とす次第です。はぁ。


上記の通り四季報で見つかるようなバリュー株は、水準訂正が効いているので
今後は投資方法もちょっと変化をつけないと厳しいかぁ、と考えています。

具体的には、ちょこちょこバイオ株への投資研究を進めたいと思います。
テーマ的にはちょっと今更感もあるのですが、ITバブルや不動産バブル
よりも圧倒的に爆発力が大きいのは間違いありません。

いくつかの会社の決算説明会資料を読んだのですが、実現性はともかくとして
目の覚めるような成長計画の数字が踊っていることもまた事実です。

最近はバイオ株のセカンダリーを中心に投資する機関投資家も現れたと聞きます。
こういう人達をフォローしていったり、バイオ株をウオッチしている
腕のいいブロガーを探すことを当面の動きとしたいと思います。

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