投資戦略アウトルック (2013.03.06) | なちゅの市川綜合研究所

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■株式投資は記憶のゲーム
よく言われることですが、
「過去何が起き、その時、市場がどう動いたかを理解しておくのが大切」です。

具体的に言うと、不動産株から含み資産関連株の流れがそのひとつで、

①不動産株&新興不動産株 
②敏感な含み資産関連株(都競馬、ドーム、サッポロ、TBS、よみラン、楽天地)
③大手倉庫株
④その他倉庫株
⑤実は含み資産関連株(飯野海運、ニッケ、片倉、セイコー、IHI、岩崎)

位の順番でしょうか。これは私の感覚ですので、
持っている銘柄によって順位の体感値は変わると思います。

大手証券会社が、有価証券報告書の賃貸用不動産の時価評価を読み解いて
「不動産の含み益ランキング」みたいなレポートを書き出すようになったら、
この流れがキテると思います。複数社が書いたら鉄板予告と思われます。


■IPOアウトルック
一貫して強気で推奨しているメドレックス(4586)が、毎日高値追いしています。
最近は売買代金も尋常ではない程膨らんでいて、時価総額200億円程度の株なの
に、売買代金で120億超出来るという「スーパー回転相場」になっています。

メドレックスは「直近IPO筆頭」「バイオ関連」株の二つの側面があり
日経平均軟調時に更に力を発揮する特徴を持っております。
最近では香港系の資金の流入観測との話があるようですね。


さて、主幹事野村證券としてはIPO相場を終わらせる訳にはいきません。

今年はリクルートHD、サントリー飲料、果ては西武鉄道等の超大型上場が
観測されており、何としても初心者ホイホイ相場を作る必要があります。

例えば、年初のちっこいIPOで公募の数倍の銘柄が出れば、
個人投資家に今後のじゃぶじゃぶIPOを押し付けるのも容易になるでしょう。
そういう点で色々と目が離せないIPO相場です。


※最近2chの株式板や市況板の書込みのレベルが段違いに下がってますね。
 株式投資の裾野の広がりを感じずにはいられません。。

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