マネースクウェア・ジャパン(8728)、まさかの目標株価達成。 | なちゅの市川綜合研究所

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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【8728】 マネースクウェア・ジャパン (JASDAQ) 投資判断 Inline格下

現在値 133,500円/1株  PER18.65 PBR 1.98 3月配当9月優待??

外為証拠金取引大手。自動発注機能が武器。

予想配当は年間1,800円配で配当利回は1.34%となります。
株主優待は今期中間期から導入されて、1株主以上に1、000円分のQUOカード
が進呈されます。配当優待利回は2.09%となります。

現在の業績は横ばいで、利益も最盛期の半分位で推移していますが、
利益の源泉になる預かり資産は380億(前年同期比31.8%増)と
かなりハイピッチで増加しています。

足下の急激な円安ドル高の進行によるボラティリティーが高い状況や
顧客は外貨買い持ちが多く損益が劇的に改善していることを鑑みると、
今期業績は上ブレさえ見込める状況となってきました。


当社は数あるFX業者やオンライン証券会社の低いスプレッド競争とは
一線を画しており、高スプレッドと手数料で利益を維持しています。

この手数料等をカバーするのが、「トラリピ」という自動発注機能です。
当社が特許を取得しているこの自動発注機能が、忙しいビジネスマンや
FXのせいで睡眠不足の客層に一定の支持を集めています。

オンライン証券会社で言うと「初心者に優しく使いやすい」「マネー学習」
など敷居を下げておきながら、手数料は全然安くない昔のマネックス証券
に似ています。それでもマネックスはオリックス証券と合併してから
手数料が下がったので良心的になりましたが。

ということで、市況が改善するとそれ以上に儲かる当社(とマネックス)
は飛躍的な収益改善が期待されております。

事実、直近の月次は以下の通り。足下の1月は昨年対比3倍の暴走月次ですw

■昨年の月次営業収益(2011年 11月→12月→1月)
 195百万円 →129百万円 147百万円

■昨年の月次営業収益(2012年 11月→12月→1月)
 287百万円 →280百万円 493百万円

全く狙ってなかったですが、棚ボタで東証2部への昇格も決まりました。
年初1月の5万円の株価から、2ヶ月で約3倍となる14.6万円を達成し、
13.3万円の参考株価もブチ抜いてしまったので投資判断を引き下げます。

※前回記事 2013-01-05 52,300円 から投資判断Outperformでカバー開始
 マネースクウェア・ジャパンの株主優待と投資判断。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11442385364.html



※参考株価 なし(上方修正や増配が決まったら、売り場)
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