緊急投資戦略アウトルック(2013.02.14) | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■キツい調整
昨日は小型株・優待株の調整がかなりキツかったですね。
ここ数ヶ月で一番のダメージを食らった気がします。
日経平均は100円超の下げでしたが、体感的には3~400円位下げた感じです。

何が原因かはよく解らないのですが、グリーの決算が良くなかったこと
も一因になっていると思います。

グリーやDeNAはソフトバンクの様に個人投資家の体温計でもあります。
時価総額が高いグリーが15%超も下げれば、個人投資家直撃であることは
間違いありませんし、当然ネット株やゲーム株等もまとめて連れ安し、
一気にセンチメントを悪化させてしまします。

また、回転売買できるようになった信用取引の担保に株価の安定している
優待株が使われていた可能性も強いと個人的には考えています。
特に個人投資家の流入により担保の優待株自体も物凄い値上がりしており、
パンパンに膨らんだ信用余力をあてにして建玉張っていたら・・・以下略。


信用ブン投げ祭りになるとファンダメンタルなんぞ関係なく売られます。

基本的に東証一部市場の大型株は右肩上がりなのでしょうが、
小型株や優待株には少し違ったアプローチが必要だと感じています。
少しでも利回りの高い株を買って、真っ先に資金が帰ってくるのを捕まえるか
相場不感症の銘柄に逃がしておくなどの手も一法と思われます。

優待株が安くなったからといって、盲目的に飛びつくのは危険です。

※少しでも利回りの高い、と書きましたが来年の税制改正をお忘れなく。
 換金性の高い優待株が有利で、素直にドコモ等買えないのがつらいところ。

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