FPGから株主優待がキターので分析。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【7148】 FPG (東証1部) 投資判断Outperform

現在値 1,088円 PER10.91 PBR3.20 3月優待9月配当優待

船舶、コンテナ、航空機のオペリースのアレンジメント業務が柱。

配当金は9月一括配当で32円のため、2.94%とまぁまぁの水準。
しかしながら当社は配当性向30%を目処としており、
基調としては増配トレンドなので表記よりは上ブレ期待が持てます。

さらに、1,000円のQUOカードを年に2回もらえますので
配当優待利回りは4.77%と高水準です。

業績についても絶好調です。
東証一部上場により金融機関からの信用度が格段に上昇したのに加え、
長らく続く低金利で事業環境も絶好の状況。

前2012年9月期の決算も売上段階から4割増で「ええじゃないか」状態。
売上高  28億←20億  約40%増
経常利益 13.9億←9.6億 約43%増
最終利益 5.5億←7.9億 約42%増

さすがに来期は伸びも一息で、一桁%の利益成長を見込んでいるものの、
足元の当社のモメンタムを考えると保守的過ぎと思われます。

当社の社長がどっかのインタビューで
「前期は種銭がなかったから、仕方なく社員を遊ばせるしかなかった」
と言っていたのが強烈な定性的インパクトとして記憶に残っています。

ということで、諸般の好悪材料を勘案した投資判断は強気です。

強気の理由は以下の通り。
■圧倒的な成長モメンタム。PER10倍そこらなら買い。
■株主に高還元性向。高額の優待に連続増配中のオマケつき。
■金融機関相手なので、今後は一部上場の信用メリット享受。
■2012年12月にインベスコ大量保有が判明。
■なんかフィンテックみたいな、ごまくさい感じは割引評価。

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