
【3258】 常和ホールディングス (東証1部)投資判断 Outpeform
現在値 1,473円/100株 PER9.7 PBR0.85 3月優待配当9月配当
旧日本興業銀行出資の不動産会社。賃貸、ビジネスホテルが収益柱。
配当は年間60円配で配当利回は4.07%と高水準。
それに加え、100株の保有で3月末にUCギフトカード3,000円分がもらえ、
直営のビジネスホテルの50%割引券も5枚ももらえる。
ホテルの割引券をゼロとして計算しても、優待配当利回は6.1%です。
肝心の足元業績についても好調です。
2013年3月期の中間決算について2桁の増収増益で着地しており、
通期の業績進捗率で50%を超えている状況です。
この会社の強みは、東京駅前の常和八重洲ビルを保有することです。
この八重洲の再開発の分だけでも、当社の時価総額の約200億円程度
の価値は下らないと思われます。
足元の調達金利の低下やプレイヤーの減少により、物件の取得も活発化
しており、この分も早晩業績に寄与してくることでしょう。
金融緩和の流れを受けて、不動産株が物色されていますが、
当社のように高配当と手厚い株主優待の銘柄は少なく、狙い目といえます。
まとめ
■当社はみずほ系の不動産会社である。
■配当金も高配当かつ増配基調であり、株主優待も手厚い。
■賃貸用不動産の含み益が230億あり、これはBSに反映されてない。
■ヒューリックの大暴騰、興和不動産と新日鉄都市開発の統合など
みずほ系の不動産会社は思惑含みの展開が予想される。
※参考株価 2,277円(おなじみずほ系の東京建物のPER14.7倍を採用。
ちなみにヒューリックや三井不だともっといきますw)
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