3/9、転法輪寺に行きましたので

その模様をお伝えします。


御室大仏と呼ばれる本尊の阿弥陀如来


京の冬の旅、3月に入って終了間際の

駆け込み訪問をしてきました。


この日の行程


龍泉菴 ~転法輪寺


龍泉菴の後は一旦妙心寺を出て

徒歩で仁和寺方面へ走る人

きぬかけの道を渡り、初参拝のこちら


転法輪寺

(てんぽうりんじ)


所在地:京都市右京区龍安寺山田町2

御本尊:阿弥陀如来


獅子吼山転法輪寺という浄土宗

知恩院派の寺院。


関通上人が創建されたため関通

転法輪寺とも言われ、京都随一の

大きさを誇る御室大仏が有名。


妙心寺の仏殿、法堂、方丈前を通り

公開中の麟祥院、天球院を通過・・

きぬかけの道を渡って蓮華寺山門を

横目に更に奥へ行きます。


途中の分岐点で案内板があり

あっち、こっちと促されるまま進むと


大仏が鎮座する本堂が見えました。


途中の案内板のところにあった駒札

由緒が分かりやすく書かれています。


こちらの鐘楼門(南門)から入ります。

龍宮門とも呼ばれるようです。


門の上部には「獅子吼山」の扁額


も~~ん


鐘楼門なので上には鐘があります。


門を入る前とその先にそれぞれ手水鉢

こちらで清めます。手洗い


本堂を左手に見て参道を進みます。


入口で拝観料600円を納めて入ります。

事前情報では堂内全てで撮影可能

御朱印は書置きのみとのことです。


本堂入っていきなりの御室大仏

二丈四尺というから高さ7M以上

(一尺≒30㎝)

まずはこちらで参拝します。お願い


せっかくなのでご尊顔をアップで


大仏は当初北野天満宮のあたりに

あったのをこちらに移動させたらしい。


その際大きすぎて上が当たるため

嵐電の架線を切って運んだそうです。


大仏と木魚の図


この木魚がまたすごい・・

日本で2番目にデカいらしい(200㎏)


大仏の裏側では裸形阿弥陀如来立像

も拝むことができます。お願い


釈迦涅槃図も公開中

痛みが激しかったが2017年に修復。


涅槃図には物語がありそれだけで

本が1冊書けるほどの内容です。


中央で横になるのは御釈迦さん

阿難尊者は悲しすぎて失神中

そこに水を掛けて介抱する者あり

天からは釈迦の生母である摩耶夫人が

天女を伴って降りてきている。


その際釈迦の為に薬袋を付けた錫杖を

投げたが木に引っかかってしまう。

(投薬の語源とか)


釈迦に会うため虫たちも駆けつける・・

デンデンムシまでいるし


もちろん動物たちも駆けつける

右下は木に引っかかった薬袋を取りに

行こうとするネズミとそれをにらんで

行かせまいとするネコの図


ネコは涅槃図に描かれないこともある。


御朱印情報 御朱印


「鐘楼門」「木魚」「大仏」「裸形仏」

「涅槃図」5種類あり、全て書置きのみ



オリジナル御朱印帳もあります。

御本尊の大仏、裸形阿弥陀仏、涅槃図

全て撮影可としてくれた転法輪寺さんに

敬意を表し感謝いたします。


涅槃図のことをもう少し勉強してまたの

機会にもっと細かく見てきたいです。


以上転法輪寺(京都市右京区)の大仏と

御朱印でした。


≡完≡