私は価格.comをよく見るのだが。
PENTAXのレンズが、、、登録業者の在庫が半分以上少なくなっている。
例えばDFA★70-200mm F2.8。
半分以上が「ショップ問い合わせ」になっている。
そして、DFA★85mm F1.4も。
Amazonが急に安くして、今にも「早く買ってくれ」状態。
同じく半数以上も登録店舗の在庫がないし。
店舗の在庫がなくなるということは、買ってくれた客はいるのだろうと推測されるが、問題は店舗が仕入れていない、ということだ。
これはいくつか要因は考えられるが
店舗があえて仕入れていない?
PENTAXは正直言って、どのカメラメーカーよりもシェアの低いメーカーなので、売れ行きが思わしくなければ店舗も仕入れないということはあるかもしれないが、果たしてそれだけなのだろうか?
メーカーが増産していない、抑えている
やはり一番可能性が高いのはこれだ。メーカーが増産していないか、あえて抑えている。
それには幾つか考えられるが・・・
・富士フィルムと同じように、あえて在庫を減らして価格を上げる戦略?
→でも、ある程度売れているメーカーならそれもありかもしれないが、シェアの低いメーカーにそれをやるメリットはあるのだろうか?シェアが低いなら安くしないと買ってもらえないはず。
・Kマウント撤退?それとも、噂のミラーレス登場への布石?
→これは考えられないことではない。Kマウント撤退か噂のミラーレス登場ならこれ以上レンズを増産しても仕方がないので、あり得る。
ちなみに、マップカメラのDFA★70-200mm F2.8を見ると中古がズラリ。
これだけ中古で出ているということは、当然誰かが売ったということだ。これは単純にレンズだけを売ったのではない、と思われる。多分、やはりみんなミラーレスに乗り換えしたのではないか、と。
そりゃあ、全く後継のアナウンスもないまま、突然販売終了になってきたら、みんな諦めムードだろうなと思う。
もう一点、デジカメInfoの記事。
一眼レフカメラの販売はますます困難になってきている - デジカメinfo
リコーフランスのマネージャーのインタビュー記事によると、
(2024年に一眼レフをどう売っていく?)
ますます困難になってきている。最初の頃は光学ファインダーのような要素を強調することができたが、その後、EVFの技術が大きく進歩しており、その他の技術的な進歩もある。正直なところ、これ以上は我々の現在の戦略には含まれていない。この分野での売り上げが減少しているからだ。
リコーも益々厳しいと言っているし、「これ以上は我々の戦略に含まれていない」
この文言がどうしても気になる。「これ以上は」というのは、一眼レフはもう売っていかない、ということなのかどうか。
これを見たら、多分PENTAXを手放す人も多く出るだろうし、増産はしていかない、だから在庫も減ってきているのかな?と推測される。
ただ、私はPENTAXのカメラやレンズは完全には売らない。いくつか併用はすると思うが。
※価格ドットコム調べ、2025年8月現在
これを見てほしいのだけど、メーカーを乗り換えても少なくとも標準ズームと望遠レンズのF2.8通しの2本は最低限必要で、各種メーカーの価格を比較してもこれだけ値段が違う。この価格差だと私は買えない。
他メーカーに移って中途半端なレンズを使うくらいなら、PENTAX純正で明るいレンズを使ったほうがいい。
それにPENTAXの色が好きなのだ。
もしKマウント撤退だったらそれでもいい。今のレンズを使えるから。
仮にPENTAXが今からミラーレス参入としても、レンズが拡充されるには何年も何十年も先になるだろう。
だとしたら、私は今のままでいく。
そして、どういう理由であれ共通しているは在庫が少なくなったら価格が上がる、ということだ。
だから購入したいレンズは早めに検討しなければならない。