突如、PENTAX K-3 MarkIIIがディスコン(生産終了)扱いにされた。

 

 

PENTAX K-3 MarkIIIはAPS-Cのデジタル一眼レフだ。

ソニー、富士フィルムは最初からミラーレス機優先できて、キャノン、ニコンもミラーレス機に移行して4社がミラーレス機を拡充させる中、PENTAXだけは、ファインダーに拘る、という意思を貫いて、PENTAX K-3 MarkIIIという一眼レフを登場させた。

私は結局買わなかったが、ファインダーに拘っただけあって、APS-C機の一眼レフとしては見やすいファインダーが特徴だった。昔の私なら買っていたと思うが、今になるとそこまで買わなくなったので、随分成長したものだ。というかフルサイズのPENTAX K-1に満足いているからなのかもしれない。

発売されて4年、突如ディスコン扱いになって、ユーザーの間では話題沸騰だ。

 

これについては、色んな憶測が飛び交っていた。

・何らかの部品が入手困難になったのでは

・製品が売れなくなったのでは

いくつかの噂が飛び交っているが、一番の問題は次の後継機の動向がないことだ。昔で言えば、新製品が出るから、旧機種はディスコンになるというのが当たり前だったが、後継機の発表がないまま、ディスコン扱いになっているので、何が起きているのかと話題になる。とうとう、RICOHの決算の話しや、PENTAXの終焉か、ということまで話題になる始末だ。

 

 

 

 PENTAXはファインダーに拘るとは言っているけど、デジタルとは名言していない

 

 

 

PENTAXは「ファインダーを覗く、ピントを合わせる、シャッターを切る、画を創る。すべての「撮る快感」を追求する」と述べてファインダーに拘ることは名言しているが、それがデジタルとは名言していない。

 

事実、フィルムカメラを出したPENTAX17もファインダー付である。

 

 

 

 来月はCP+

 

来月2月はカメラの新製品発表となる、CP+が近い

その手前にPENTAX K-3 Mark IIIがディスコンになるということは、何かが近いと考えられる。

 

 

 

 X(旧Twitter)では、公式でPENTAX MarkIIIを題材にした漫画が登場

 

 

PENTAX 公式 Twitterより

 

 

 たぶん、間もなくPENTAX K-1 MarkIIIが近いのでは?

 

おそらく、なのではあるが、CP+に合わせてPENTAX K-1 MarkIIIが近いのでは、と思われる。

 

 

 PENTAXはフィルムも考えている

 

 

PENTAXは、小型なフィルムカメラのPENTAX 17の売れ行き次第で、フィルムのコンパクトカメラ、さらに一眼レフを出したいとも言っていた。

だから、先では、フィルムカメラの計画を考えているはず。

 

そうなると、今のデジタル一眼のフルサイズのK-1シリーズ、APS-CのK-3シリーズ、エントリー機のKFの3機種は維持できないので、多分だけど、消去法でK-3 MarkIIIを終了させた可能性が高い。

 

 

 そうなると、フルサイズのK-1シリーズとDAレンズの関係は?

 

PENTAX は、APS-C専用の小型のレンズが揃っている。APS-C のK-3が終了してしまったら、じゃあフルサイズのK-1でどう扱うのだ、となってくる。

多分そこは、フルサイズのセンサーを5000~6000万画素に上げて、クロップで撮影しても十分な改造が得られる、という意味で、おそらく、フルサイズのK-1シリーズとAPS-CのK-3シリーズを統合させるつもりなのかもしれない。

 

 

 

 今後に期待

 

来月のCP+に向けて各社とも少しずつリーク画像が出てきているが、PENTAXは情報が少なく、まだ不確定要素が大きい。

この推測が合っているならば、多分K-1 MarkIIIが発表されるはずだ。

 

私は、初代PENTAX K-1 を10年近く使ってきて、できればK-1 Mark IIIを最後として、そろそろ入れ替えたいとは考えている。そのために、K-1 Mark IIやK-3 Mark IIIは買わずに見送ってきた。

ただし、やはりそこは値段次第だ。あまり高いと私も買えないので、そこは金額と相談、ということになってくるだろう。