大根はとう立ちしてしまって廃棄
大根は「とう立ち」してしまった。
「とう立ち」とは大根の花が咲いてしまうことだ。大根はどうも寒くなると逆に花を咲かせるようで、2月になると毎年のように「とう立ち」するようだ。
大根は、「とう立ち」すると一目でわかるのは、葉っぱの茎がいつもより太くなる。葉っぱの茎が太くなったら「とう立ち」してきた証拠だ。
こうなると、大根の実に筋や繊維質が多くなって、硬いし食味も落ちる。
売り物にもならないが、こうなると自分で食べても味が落ちて食べられない。やはりこうなったら廃棄処分しかない。
ただ、一応対策はあるようだ。「とう立ち」の時期にきたら、事前に葉っぱを切って実のまま畑に植えたまま保管するのだそうだ。そうすると葉っぱが成長するのが遅れるので、一時的に「とう立ち」を伸ばせるらしい。
次の記録に書いておくと、「大根は2月になるとほぼ「とう立ち」するので、1月下旬には葉っぱを切る」
じゃがいもは芽が出てきた
先日、「2月に植えたじゃがいもは3月になっても発芽しなかった」という記事を書いていたが、4月になったら芽が出てきた。
やはり、待ってよかった!
もう一度整理すると、2月のじゃがいも植え付けは、気温が低すぎて発芽しないケースが多い。
3月でも発芽しない。
そのまま雨で種芋が腐ってしまうと発芽しないケースもあるけども、それを確認するには直接掘り返してみるしかないが、4月になったら芽が出てくる可能性も高いので、それまで待った方がいい。
4月になっても発芽しなかったら、新たに植え替える。これでいいと思う。
ちなみにじゃがいもは、色んなところから何本も葉っぱが伸びてくる。
ただ、これを放置すると、葉っぱが栄養を持っていきすぎて芋に栄養がいかない(芋が小さくなる)
だからじゃがいもは、一番元気のいいのを残しながら、葉っぱの茎を1~2本に抑える。
手で引っ張って思い切り抜いてやればよい。初心者は不安になって中途半端に抜いてしまうが、思い切って根っこから抜くようなイメージで引っ張っても問題ない。
枝豆の植え付け
枝豆の種を買ってきた。
今回はこれにした。
枝豆は、ほぼ地植えが可能だ。ホームセンターでポットでも売っているが、高いので、種の地植えで十分可能だ。
枝豆は、種によって成長の度合いが異なるので、3~4粒を1穴に埋める。そして芽が成長してきたら。最も元気のよいものを残して間引きする。
枝豆の種は安いので、3~4粒植えても十分だ。
あとは、枝豆の種はカラスが狙ってくるので、何かしら防護柵を施す。
カラスは本当に頭がよくて、うちらが作業していると遠目で見ているようだ。
防護柵は、不織布を使ったり、写真のようにトンネル網を使ったりもする。
コストもそれぞれ異なるので、植える量やコストに見合うかで決めてあげればよい。
ちなみに、この網のカットとトンネル棒で多分1000円くらい。毎年大量に植えるのならば、十分に元は取れる。
問題は落花生
落花生についても基本的な考え方は、枝豆と同じだ。ポット植えのほうが確実だけども、種からでも地植えは可能だ。
ただし、落花生は種から買ってもポットから買っても結構高い。
このジャンボ落花生。登録品種なだけに、「4粒で350円」くらいだ。
おおよそ1粒で100円近いのだ。
普通サイズの落花生もあるけど、ジャンボのほうが食べがいがある。
そして、発芽率の目安は75%。
つまり、1粒100円でも、7~8割は成功して2~3割は発芽しないケースもあるわけだ。
本来なら、枝豆のように4粒植えていれば、1~2本程度 発芽しないものがあっても、何とかなるわけだ。
しかし、1粒100円だとそうもいかない。
仮に4.か所に植えるとして
1穴1粒で植えていくならば、成功率7割で4個入り×1袋=350円。
1穴2粒で植えていくならば、どちらか一方が発芽すれば問題ないので、成功率は上がるものの、4個入り×2袋=700円
となるわけだ。
そして、成功率を上げるには「やはり発芽できる気温であること」が重要だ。一応、袋には3月から植え付け可能とは書いてあるけど、地植えの場合は朝晩寒いことも多い。
だから私は、とりあえず、4月に「1穴1粒」で植えておいて、ダメだったら5月にまた植えてやればよい、という考えでやっている。その方がコストがかからない。
右側が落花生用のスペースだ。落花生はどんどん広がって実を成していくので、畝は広めにとる。
種はそのまんまピーナッツだ。
そして、鳥対策として網をかけてあげる。
網のほうが確実だ。
去年、不織布をかけていたら、カラスが不織布を破いて種を食べていた痕跡があった。
カラスは頭も目もいい。うちらが農作業していると、遠くからじっと見ているようだ。
落花生は、種の値段も高いし、それを守るコストもかかる。ただ、毎年何かしら植えていれば網は毎回使うものだし、落花生は、生で食べられるというのは、生産者が持つ特権だ。多少コストをかけても、落花生は是非試していただきたい。