3連休の一日目は広島へ行ってきた。
目的のメインは大和ミュージアムなのだ。ビジネスホテルが取れれば他にも回ろうと思ったのだが、コロナ明けでビジネスホテルが軒並み高い。一泊15000円、20000万円はざらで、安いところは早くに売り切れ、高いところのみ残っている。
ただ、3連休の一日目は曇り、二日目は雨、3日目も雨で天気がすこぶる良くないので、ホテルをとったところで天候にも恵まれないのでこれでよかったかもしれない。
一日で回れるとしたら2件程度だと思うので今回は久しぶりにウサギの島こと、大久野島へ行ってから大和ミュージアムに行くことにした。
大久野島は、呉線の忠海駅から少し歩いたこのお店で船の切符を買う。
船で10分程度で390円。船は人を運ぶだけの客船と、車も運べるフェリーと交互に決められている。便は約1時間に1本程度。運次第だが、船が行ったばかりのときに到着すると1時間近く待つことになる。
大久野島に到着。大久野島は住民票としては誰も本籍がない無人島になるが、宿泊施設の国民休暇村があり、常にそこに従業員が住んでいるので、そういう意味では有人島だ。
国民休暇村。泊まりたい人はぜひ泊まってもよいだろう。
島中にはウサギがたくさんいる。
大久野島は第二次大戦中に毒ガスを作っていた島であり、そこで実験台に使われたウサギが逃げ出して繁殖したとか、しかし実験に飼われていたウサギはすべて処分されているので、小学校で飼われていたウサギが逃げ出して繁殖したとか、諸説はあるものの、とにかくそういうところで世界唯一のウサギの島になっている。
ただコロナのために観光客が少なくなり、餌をもらえずになって頭数は激減しているなど、色々人間社会と密接した裏事情があるようだ。
大久野島は第二次大戦中に毒ガスを作っていたり砲台なども設置されていたとこもあって、至る各所に旧日本軍が作った施設を見ることができる。
私が大和ミュージアムにきたのは、この大型旋盤をそのうち見てみようと思っていたからだ。
この大型旋盤は大和の主砲を削り出した旋盤らしいのだ。
平成25年度まで兵庫県の会社で使用されていたものの、とうとうその役目を終えることになったらしい。大和の主砲を削った大型旋盤だけに、破棄処分されるわけにもいかず、何とか大和ミュージアムに移設しようにも費用がかかる。それでクラウドファンディングで寄付を募ったところ、あっという間に2億円以上の寄付金が集まって、ここに移設された。
それを見たかったのだが、やはりこの大型旋盤は大和ミュージアムに回帰して正解だ。
大和ミュージアムにはすでに2~3回来ていて、お馴染みになったが戦艦大和の模型だ。これは迫力がある。
一度広島に来たらぜひ寄ってもらいたいものだ。